キャンプテーマ
Episode 1 「動きの確認」
①姿勢と身体の使い方
環境の変化もあって、遊びのなかから身のこなしを覚えるという機会が 少なくなっています。その結果、長座ができない、正座ができない、前かがみになれない、片足でバラ ンスが取れないなど、当たり前にできる運動ができないロコモティブシンドロームの子ども達が増えています。バスケットボールで身体を動かすのは素晴らしいことですが、それ以前にやらなければいけないことがたくさんあります。
②カオスをシンプルに処理するためには 自身を複雑にしておく必要がある
「様々なステップやストップ」「ワンステップフィニッシュ、キラースポットアタック」「コンタクトフィニッシュ」「フェイクメイク」
Episode 2「ゲーム性の課題」
①何を判断しているか?何を身につけようとしているか?
取り組み始めの頃は未熟な状態ではあるが、ゲームを通じて試行錯誤を繰り返し、自らの判断でプレーする習慣を学んでいくことが大切です。戦術的な要素を取り入れた練習では、選手自らが判断していく習慣が失われないように考慮しながら練習をしていきます。
②ディフェンスの選択に対して代償を払わせることができるようになる
「相手ディフェンスの自滅を見逃さずに攻めれる」「エクスキューション(遂行力)を高める」「アジリティを高める(後出しジャンケン)」
練習メニュー
小学生男子①
〈Day1〉
セッション1|「全体練習:鈴木コーチセッション」
セッション2|「フィニッシュスキル」
セッション3|「1on1ストップスキル」
セッション4|「1on1ドリブルドライブスキル」
セッション5|「スペーシング+パス判断」
セッション6|「スペーシング+パス判断&3×3大会」
〈Day2〉
セッション7|「ボールマンディフェンス」
セッション8|「ハーフコートゲーム」
セッション9|「ダウンヒル(ディフェンスに向かっていく状態)1on1」
セッション10|「シュートの基本」
セッション11|「トランジション」
セッション12|「トランジション判断練習&5on5」
〈Day3〉
SPセッション|「スポーツパフォーマンス」
セッション13|「シュートの実践」
セッション14|「vsプレッシャーディフェンス1on1スキル」
セッション15|「試合形式」
セッション16|「ゲーム大会」
小学生男子②
〈Day1〉
セッション1|「全体練習:鈴木コーチセッション」
セッション2|「スポーツパフォーマンス」
セッション3|「フィニッシュの攻防」
セッション4|「シュートの基本(前半)」
セッション5|「シュートの基本(後半)」
セッション6|「オフボールの動き(サポート・レスキュー)&4on4」
〈Day2〉
セッション7|「1on1ドリブルドライブスキル」
セッション8|「4on4ゲーム大会」
セッション9|「フィニッシュスキル(vsヘルプ)」
セッション10|「2on2〜4on4の攻防〜ヘルプに対するパニッシュメント〜」
セッション11|「トランジション」
セッション12|「ボールマンディフェンス」
〈Day3〉
SPセッション|「スポーツパフォーマンス」
セッション13|「シュートの実践(クイック・オフドリブル)」
セッション14|「ハーフコートでリクリエイトの場面(バックカット)」
セッション15|「総まとめ」
セッション16|「ゲーム大会」
小学生女子
〈Day1〉
セッション1|「全体練習:鈴木コーチセッション」
セッション2|「ボールマンディフェンス」
セッション3|「1on1ドリブルスキル」
セッション4|「フィニッシュスキル」
セッション5|「リクリエイトスキル」
セッション6|「シュートの基本」
〈Day2〉
セッション7|「フィニッシュスキル」
セッション8|「ハーフコートゲーム」
セッション9|「ストップ&カウンター1on1スキル」
セッション10|「オフボールマンディフェンス」
セッション11|「試合形式」
セッション12|「1on1キャッチドライブ」
〈Day3〉
SPセッション|「スポーツパフォーマンス」
セッション13|「フィニッシュスキル(vsヘルプ)」
セッション14|「1on1パスキャッチスキル」
セッション15|「グループ戦術」
セッション16|「ゲーム大会」
中学生男女(合同開催)
〈Day1〉
セッション1|「全体練習:鈴木コーチセッション」
セッション2|「クリエイトスキル①〜1on1ドリブルドライブスキル〜」
セッション3|「フィニッシュスキル」
セッション4|「クリエイトスキル②〜1on1ドリブルドライブスキル〜」
セッション5|「ポストプレー&フィニッシュスキル」
セッション6|「スピードコントロールスキル&パスの状況判断」
〈Day2〉
セッション7|「オンボールディフェンス」
セッション8|「ハーフコートゲーム」
セッション9|「パスの状況判断(ブレイク1)」
セッション10|「パスの状況判断(ブレイク2)」
セッション11|「オールコートゲーム」
セッション12|「シチュエーションゲーム」
〈Day3〉
SPセッション|「スポーツパフォーマンス」
セッション13|「1on1スキルの復習」
セッション14|「制限ありハーフコートゲーム」
セッション15|「ハーフコートゲーム」
セッション16|「ゲーム大会」
コーチコメント
みなさん、こんにちは!
まず初めに、このバスケットボールキャンプに参加してくれて本当にありがとうございました。一緒に素晴らしい時間を過ごすことができて、本当に嬉しかったです。
このキャンプでは、「自分のやりたいことをするのではなく、常にDFにとって守りづらい方を選ぶ」という価値観を大事にしました。相手にとって守りづらいポジションを選ぶことがバスケット選手として活躍するために重要な視点になります。さらに、「周りに影響を与えること」の大切さも伝えました。キャンプではそれぞれが全力を尽くす姿勢が素晴らしかったですが、同時に、周りにポジティブな影響を与えていたのが印象的でした。お互いに励まし合い、笑顔で支え合うことで、良い雰囲気でバスケットを楽しんでいたと思います。
これからもバスケットボールを通じて、新しい友達との出会いや成長の瞬間をたくさん経験してください。どんな時もチームワークを大切にし、困難に立ち向かってください。みなさんの未来が輝かしいものになることを心より願っています。また会える日を楽しみにしています!
ありがとうございました!
小学男子②のカテゴリーを担当した、堀勇聖です。 3日間、ありがとうございました! 「自分をレベルアップさせよう」「仲間と協力しよう」ということを大事にしながら、練習しました! 練習の中では、習ったことをやりっぱなしにせず、振り返りをする時間も作りました。 小学男子カテゴリーの選手の皆さんは、元気いっぱいで、周りに声をかける選手が多く、非常にいい雰囲気で、3日間レベルアップできていました! 今回学んだことを大切にしながら、それぞれの環境でレベルアップし続けてほしいなと思います。 また一緒に練習しましょう!
今回小学女子のカテゴリーを担当しました、志村です。 キャンプにご参加いただいた皆様、3日間本当にありがとうございました。 3日間通して、チームメイトのプレーに反応すること(ポジティブな雰囲気を作る)、練習への取り組みのレベルを上げること、楽しむレベルを上げること、の3つを伝えていきました。 練習中に伝えた様々なスキルや考え方が少しでも子供たちの心に残ってくれていたら嬉しいです。 宿泊の時間では、選手の皆さんにとって強く印象に残った時間のひとつとなったのではないでしょうか。 カテゴリーを担当したコーチたちもとても楽しく、充実した3日間となりました。 これからの皆様の成長を心から応援しています。 楽しむ気持ちを忘れずに頑張ってください。 またどこかで会えることを楽しみにしています!3日間ありがとうございました!
中学男女カテゴリーの選手の皆さん、三日間のキャンプどうもありがとうございました。
今回初めて中学男子と中学女子が合同カテゴリーで練習を行っていきましたが、皆さんの「自らをレベルアップさせたい気持ち」と「仲間を思いやる優しさ」を非常に実感したキャンプでした。
「自らをレベルアップさせたい気持ち」は、それぞれが自身の課題と向き合いながら試行錯誤している姿が印象に残っています。1on1やゲーム形式でもお互いに競い合う場面がたくさん見られました。
「仲間を思いやる優しさ」は、男子から女子に、女子から男子に、コートサイドでの待ち時間に練習しているメンバーに向けてプラスの声かけが非常に多くありました。
キャンプを通していろいろな「気づき」を発見し、持ち帰ってほしいなと思っていますので、自分のレベルアップ、そして仲間との関わりの中で学んだことを今後も大切にしてほしいなと思っています。
また皆さんと一緒に練習できることを楽しみにしております!どうもありがとうございました。
講習会
今回、消防団の方々を招いて救急救命講習を開催しました。
スポーツを行うにあたり、様々な怪我のリスクやその時の行動を学ぶことは大切ですね!
子どもたちも真剣に取り組んでいました!
練習の様子