
先日、ERUTLUCのオンライン講習会にて指導者向けに「やる気とモチベーション」について講習をしてくださった浅沼宏和先生の新しい本が刊行されます!
『世界一やさしいドラッカーの教科書』『ドラッカーが教えてくれた経営戦略作成シート』等の著書を持つドラッカー研究家でもあり、ドラッカーのマネジメント論を、日常的なビジネス言葉で解説し、聴講者の状況・レベルに応じた柔軟な内容構成を行っているため読者からは厚い信頼を得ています。
本書では、現在の厳しく変化の多い社会環境においての「生き方」や「働き方」に着目しまとめてあります。
ポイントは人それぞれの制約条件の中でいかに成果を最大化するかとおっしゃっています。
一方で、「主体性」を発揮してワークライフを歩んでいる方たちを15名紹介しています。
その中の事例として弊社ERUTLUCや鈴木代表について紹介していただきました。
書籍紹介
10月6日に拙著「ドラッカーに学ぶ『ハイブリッドワークライフ』のすすめ」が刊行されます。本書では15名の方の生き方を事例としてご紹介しています。
お一人目は、バスケットボール・コーチの鈴木良和さんです。鈴木さんは、男子バスケ全日本代表、女子日本代表のサポートコーチであり、U12からU15までの4つのカテゴリーでナショナルキャンプ・ヘッドコーチを兼任しています。トップチームからジュニアまで任されている理由は、その指導理論のすばらしさです。
シュート、ドリブル、ディフェンスといった当たり前の技術について、鈴木さんはこれまでとは全く違った発想で捉え直し、上達のための画期的な方法論を提起しました。
バスケの技術や戦術解説書を30冊以上、DVDを20本以上リリースし、日本のバスケットボールの躍進に大きく寄与している人物です。鈴木さんの理論は、本質的な原理原則に則っているため、あらゆるスポーツにも応用できるものです。しかも、バスケットボールの理論でありながら、ビジネス上の問題解決の考え方としても通用する幅の広さがあります。私はバスケ未経験者ですが、鈴木さんの技術や戦術の解説書を“ビジネス書”として読み、参考にしています。
また、鈴木さんにはベンチャー起業家としての一面があります。「バスケットボール・コーチの派遣業」という事業を立ち上げ、コーチ90名を率いる若き事業家なのです。今後、バスケットボール界を超えた活躍が期待されています。
事業においても指導理論においても誰も全く手を付けていない領域に積極的にチャレンジし、確固とした実績をあげたという「主体的な行動」のお手本にふさわしい人物です。鈴木さんは、伝説的バスケ・コーチと言われるジョン・ウッデンの「なりうる最高の自分になる」を座右の銘にしています。それは「制約条件の下で成果を最大化させる」という本書のコンセプトに通じるものといえます。
鈴木さんの理論のすばらしさはバスケットボールの世界では広く知られています。しかし、現在に至るまでの鈴木さんの行動の足跡やキャリアの形成については、まだほとんど知られていません。本書でそれをご紹介できることをうれしく思います。
浅沼宏和先生Facebookより
著者:浅沼宏和先生の紹介

経営ストラテジスト / 税理士・公認内部監査人
1963年浜松生まれ。
仕事論や経営戦略論を中心的なテーマとして全国各地で精力的に講演をこなし、一般企業から教育、金融、医療、公的機関などから厚い信頼を得ている。
早稲田大学卒業後、中央大学大学院を経て会計人として社会人のスタートを切るも Windows95 の登場に衝撃を受け、「答えが同じになる仕事には未来がない」と確信してビジネスをデザインするコンサルタントを志す。
2011年、経営学者のピーター・ドラッカーの初心者向け解説書を執筆したことからビジネス書の執筆が増え、全国各地での講演、セミナー、企業研修に引っ張りだこに。ドラッカーの権威として知られるようになる。
物事の原理原則を追求し、それを現実にあてはめるという仕事のスタンスをとっている。
著書に『世界一やさしいドラッカーの教科書』(ぱる出版)、『ストーリーでわかるスターバックスの最強戦略』(ぱる出版)などの他、通信講座(日本技能教育開発センター)のテキスト執筆も手がける。
(TED×Hamamatsu講師紹介より抜粋)