A母 小4女子保護者 担当:鈴木良和指導員

 日曜日の市内大会で、1クォーターだけ出番をもらいました。

 相手チームに10点先制されての第2クォーター。
第1クォーター同様、次々と味方メンバーをかわして突進する相手チームの選手。
身長差が20cm近くある彼女に全速力で必死に食い下がり、ゴール直前でその足を止めたのは、うちの娘でした。

「と、と、止めた~!」 大げさですけど、母は思わず涙が出そうになりました。

 身長差をカバーするために、相手の顔の前に右手を掲げて左手を広げ、わずかに腰を落として精一杯ディフェンスエリアを広くとる姿に、鈴木コーチの声が聞こえた気がしました。

「ナイスディフェンス!」

 すかさず味方のエースがパスカットしたボールをゴールに運び、このシュートで攻撃の流れが変わり、このクォーターで見事逆転。終了間際には、混戦からこぼれたボールを抜け目なく拾った娘がそのまま自分で運んでジャンプシュート。

 このクォーターではエースの子が20点近くもあげたので、その陰で娘の活躍はあまり目立ちませんでしたが、あのディフェンスが試合の流れを変えたと私は思っています。

 この試合に勝って、少ない出番でしたが、役目を果たした本人は満足そうでした。
これまでなんとなくバスケをやってきていた娘ですが、ようやく自分のバスケに目覚め始めたようです。

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