Spain Coaching Education Webinar 2021-22
presents by ERUTLUC海外事業部 × Partesaniaとうみん
– 海外事業部の新プロジェクト「世界の指導者から学ぶ」 –
ウェビナーという形で、新しく…
各月のテーマ (*アーカイブ動画) | 【 *PRE SEASON(2月分)】|日本の問題点を出発点に、イニィゴ氏に質問をぶつける 2月分「日本の問題点を出発点に、8つの質問をイニィゴ氏が答える」 【 *PRE SEASON(3月分)】|スペインで行われている戦術コーチングの実際 3月分「スペインで行われている戦術コーチングの実際」 【SEASON1(4,5,6月分)】|エストゥディアンテス(Estudiantes S.A.D.)の育成の横断 4月分「U12〜14の年間計画・コンセプト」 5月分「U15〜16の年間計画・コンセプト」 6月分「U17〜18の年間計画・コンセプト」 【SEASON2(7,8,9月分)】|Fundamentals from 1on0 to 4on4. 7月分「Ball handling/ Passing / Shots / stepbacks」 8月分「Spacing / Ball Screen / Hand off / Off ball screens」 9月分「Reduced game from 1on1 to 4on4」 【SEASON3(10,11,12月分)】|TEACHING PLAYERS and DEVELOPING THE GAME 10月分「スキル構築とゲームモデルの関係性」 11月分「バスケットボールを教えるために、どのようなゲームの状況を作り出すのか」 12月分「ビックマンの選手育成」 【FINAL SEASON(2023年 1月)】 「育成年代の選手たちに技術習得の成長をどのように促進していくか+過去の全5シーズンをダイジェストでご紹介」 |
視聴期間について | 各月、お申し込みから90日間となります (※視聴期間を過ぎますと自動的にグループから退出となります。引き続き、視聴をご希望の方は、再度お申し込みとお支払いが必要になります) |
料金 | 各月 5,500円(税込) |
動画の視聴方法とアプリのダウンロード | ■アプリのダウンロード ①まずは、こちらから「Band」というアプリのインストールをお願いいたします *必ずフルネームでご登録をお願いいたします。 https://band.us/home ②次に、グループへの参加を申請します お申し込み後に、各月ごとのグループへの招待リンクをお送りいたします。 ※グループへの申請後は、事務局の方でお名前の確認を行います。確認が取れましたらグループへの参加を承認いたします。 ※承認までには、お時間をいただく場合がございますので予めご了承ください。2日以上経ってもグループへの承認がない場合には担当の板橋(07017362884)までお問い合わせください。 ■注意事項 ※カメラ・スマートフォンなどによる画面録画・撮影・録音は全て禁止いたします。 |
お問い合わせ | 質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。 (※年末年始は事務局がお休みのため、海外事業部の板橋まで直接ご連絡ください)事務局:049-293-4994 |
イニィゴ・デ・ラ・ビーリャさんは、1989年にマドリードで生まれ、2005年の16歳の時にコーチを始め、2014年までモヴィスターエステゥディアンテスでコーチングを学び、その後、2015-16シーズンに「リーガーアーセーベー」のプロチームのアシスタントコーチとしてキャリアをスタートさせた。活動中の3年間は、Endesa League と the FIBA BCLの両方のリーグに出場を果たす。
2018年には、1600人以上の選手と120人以上のコーチで構成するモヴィスターエストゥディアンテスの育成年代プログラムを作成するディレクターとして活動を始める。シーズン中には、チームのコーチと選手育成プログラムのコーディネーターとしてもチームに関わっていた。海外でもたくさんのクリニックやキャンプ(ナイキキャンプ、モヴィスターエストゥディアンテスキャンプ)を担当され、スペインバスケットボール連盟のサポート役としても活動。 数々の経験や指導スキルを活かして、日本、カナダ、ワールドカップ2014など国際試合での経験も豊富である。 2020年の夏以降は、モヴィスターエストゥディアンテスのスポーツマネージャーとしてプロチームと育成年代の両方の責任を担っている。
イニィゴさんは、我々も以前にエデュケーションツアーや日本でのイベントでお世話になった方です。現在は、エストゥディアンテスというチームで、育成の責任者をされている方です。
4月からのテーマに繋げるための導入のところで、日本の育成は今このような環境でやっていますと、イニィゴさんに伝えて、日本の状況が分からないとスペインではこうだよって言っても、上手に噛み砕けないと思いました。その上で、問題点っていうことがあるとしたら、この辺が問題じゃないかなと…
そういったことを現状理解してもらって日本の問題点から出発して、スペインの育成ディレクターするような人達と一緒に深掘りしていきます。今の現状で、一旦、本当に何が大きな問題で課題なのかを荒い出すという意味で、今後のウェビナーにも繋げるとても大事な会になっています。
▶︎ 日本の問題点①|U12・U15・U18というカテゴリごとに結果を最重視する育成の歴史が長かった
▶︎ 質問①|エストゥディアンティスでは、各カテゴリー(U12〜U18)ごとに育成の理念や哲学などはありますか
日本では、小学、中学、高校と各カテゴリーで結果を求めるといった育成の歴史があるなかで、エストゥディアンティスではU12〜U18のカテゴリーで、どのような指導哲学、理念などをお持ちでしょうか。
▶︎ 日本の問題点②|指導者を選べない・指導者がいないといった環境でプレーする選手が多かった
▶︎ 質問②|スペインではどのように指導者が育ちますか? どのように学びますか?
各カテゴリー(U12〜U18)のスタッフ・コーチの配置はどのようして決まるのか、そこではどんな役割を任されているのか。コーチがコーチを育成するための環境・システムについて詳しく聞きたいです。
▶︎ 日本の問題点③|U12、U15、U18とコーチングが変わる為、一貫したカリキュラムで育成することが難しい
▶︎ 質問③|下の年代のコーチが、上の年代でやればいいような内容の指導をしていたらスペインだとどうなりますか?
育成ディレクターが指導計画を作成するスペインと日本の大きな違いはここにあると思います。 日本としては、この状況をよくしていくために、U12、U15、U18で指導内容の指針が発表される流れもあります。U12の指導者がU15の指導内容を理解せずにコーチングをする、U15のコーチがU18の指導内容を理解せずにコーチングすることについてどんな問題、デメリットがあるのか。逆に年代ごとに育成プランが計画されていることの価値を改めて確認したいです。
▶︎ 日本の問題点④|プレーの機会が偏ってしまう・DNPが多い
▶︎ 質問④|スペインの育成では、選手のプレータイムをどのように考えてますか?
スペインでは偏った選手起用で戦うチームがあるのか? U12,13,14,15,16,17,18、年代ごとにその方針は変わるのか? 育成年代のゲームマネジメントについて(声かけ、交代、タイムマネジメント) 日本ではU12からすでに早熟な選手や競技歴の長い選手ほど試合に出ている傾向にあります。または13歳の選手は15歳の選手がメインエイジの時にあまり試合に出れないという環境もあります。
▶︎ 日本の問題点⑤|指導者に依存した選手が多い
▶︎ 質問⑤|スペインの選手たちは指導者に依存したりしないのか?
素晴らしい指導者がスペインにはたくさんいると思うが、その指導者の言うことを聞いていればうまくなったり、結果が出たりすると、選手は自分の考えよりも指導者の考えを大事にするようになったり、うまくいかない時には指導者に解決策を求めたり、指導者に依存することはおきないのでしょうか?
▶︎ 日本の問題点⑥|判断力・戦略的な駆け引きに長けた選手が少ない
▶︎ 質問⑥|判断力・駆け引き、どのように育成してますか?
▶︎ 日本の問題点⑦|競争心が育ちにくい
▶︎ 質問⑦|スペインの育成は質の高い競争にこだわっていると聞いたことがある。具体的にどのようにして「質の高い競争」と言う育成環境を作っているのか
▶︎ 日本の問題点⑧|フィジカルが弱い
▶︎ 質問⑧|フィジカルってどのようにして強化していますか?
U12〜U18で、どの年代からどのようにしてフィジカルの強化に取り組んでいるのか? 食事については管理、教育をしているのか?
▼今回のオンライン講習会での学びはありましたか?
日本とスペインの間の大きな差は、コーチ一人一人の熱量だけでは埋められない組織的、構造的なものだもいうことを痛感しました。日本の育成環境とスペインの育成環境の差を洗い出し、日本のバスケットボールのコーチングにおける疑問に対して、スペインとの違いが浮き彫りになりました。今後の指導方針を決めるのに大いに役に立ちます。
(※アンケートから指導者の声を一部抜粋)
▼満足度について
満足
▼属性
指導者(U12・14カテゴリー)
ディエゴ・オカンポ(Diego Ocampo) さんは、スペイン国内で選手の育成に関して非常に有名なコーチです。U16・U17スペイン代表のHCや、スペイン一部リーグではエストゥディアンテスやジュベントゥットのHCを経験されており、過去にはスペイン2部のマンレサを途中から率いて1部昇格も果たしております。 2018年には、FCバルセロナBチームのヘッドコーチとして歴任。当時のチームには若手の有望な選手が多く在籍しており、2017年のU17世界選手権でスペイン代表として活躍したセルジ・マルティネスや、アルゼンチンのジノビリ2世と呼ばれるレアンドロ・ボルマロといった選手がいました。
現在は20歳という若さで、トップチームでプレーしています。 また、アシスタントコーチで、アカスバユ・ジローナ(2007-08 Akasavayu Girona)のチームを歴任していた時期には、マーク・ガソル(Los Angeles Lakers NBA)選手がプレーしていました。その後、カハソル・セビーリャ(Sevilla 2009-14にかけて)のチームでは、トーマス・サトランスキー(Chicago Bulls NBA)選手、クリスタプス・ポルジンギス(Dallas Mavericks NBA)選手、ビリー・エルナンゴメス(New Orleans Pelicans NBA)選手がプレーしていました。その他にも、数多くの選手が、NBA、ユーロリーグの舞台で活躍しています。
プロの現場とかもコーチングされたり、U17とかU18の年代のコーチングをされたり、経験のある方です。実際にスペインのトップリーグ(ACBリーグ)や、スペイン代表の試合を観ても、戦術の遂行能力、バスケット的なIQがとても高いなと感じています。
そこで、実際にどのような育成をされているのか… 特に今の日本の育成カリキュラムを考えたときにも、U16 U17 U18 あたりでどうやって戦術的な負荷が上がっていくのか。また戦術がどのように深まっていくのかを深めていくテーマになっています。
日本の育成を考えたと時に、高校生年代で行なっている『戦術的負荷』が、スペインの育成環境と比べてみて何が違うのか…
そして、ディエゴ・オカンポさんが『パニッシュ』というワードを使っていて、意味としては相手に罰を与えること。少し重たい言葉ではありますが、この言葉の中には『ディフェンスがどんな守り方をしてきたのか…』というバスケットボールの本質を捉えた、表現をされていました。オフェンス時に、相手を「パニッシュ」させるには、自然と相手がどのように守ってきているのかを見ていなくてはいけないし、それに対して「パニッシュ」になるものを選択肢として持っていないといけないので、それが育成年代からどうのようして積み上がられてきたのか。
無数にある選択肢がある中で、コーチが1から100までの事を全て説明して学ばせなくても、学びの軸となる今回の話から、相手にパニッシュするために、彼らが自然と学んだものが活きた知識として、それが彼らの選択肢になるのだと… そういった環境の中で、判断力、遂行力の高い選手がスペインではたくさん育っているのだと感じることができる内容です。
▼今回のオンライン講習会での学びはありましたか?
コート上でのdecion making能力を高める為のアプローチや手順に対してのオカンポ氏の確固たる哲学を知れた事です。主に下記の3項目が印象に残りました。①whatの部分が、非常に細部までこだわっている事。②「私の知識を彼らが習得したのではありません。彼らが、自分の経験を通じ、新しい知識や考え方を学んだのです」・Leaning by Doing。③「パス練習は、どのドリルでも組み込めます。ここでは、全て左手でパスをしています」というフレーズです。JBAのライセンス講習等で実施している「プレイヤーセンタードコーチング」との関連性を強く感じ取れ、今回のように「競技の専門的知識」を高いレベルで持つと、今回のような練習を組み立てることが可能となるような視点を得られました。プレイヤーが体育館で過ごす時間の充実感を拡大できそうな手応えを得ました。
(※アンケートから指導者の声を一部抜粋)
▼満足度について
とても満足
▼属性
指導者(U15カテゴリー)
イニィゴ・デ・ラ・ビーリャさんは、1989年にマドリードで生まれ、2005年の16歳の時にコーチを始め、2014年までモヴィスターエステゥディアンテスでコーチングを学び、その後、2015-16シーズンに「リーガーアーセーベー」のプロチームのアシスタントコーチとしてキャリアをスタートさせた。活動中の3年間は、Endesa League と the FIBA BCLの両方のリーグに出場を果たす。
2018年には、1600人以上の選手と120人以上のコーチで構成するモヴィスターエストゥディアンテスの育成年代プログラムを作成するディレクターとして活動を始める。シーズン中には、チームのコーチと選手育成プログラムのコーディネーターとしてもチームに関わっていた。海外でもたくさんのクリニックやキャンプ(ナイキキャンプ、モヴィスターエストゥディアンテスキャンプ)を担当され、スペインバスケットボール連盟のサポート役としても活動。 数々の経験や指導スキルを活かして、日本、カナダ、ワールドカップ2014など国際試合での経験も豊富である。 2020年の夏以降は、モヴィスターエストゥディアンテスのスポーツマネージャーとしてプロチームと育成年代の両方の責任を担っている。
エストゥディアンテスの育成について「U12-14 / U15-16 / U17-18の年間計画・コンセプトを紐解く」をテーマに話をしていきます。「コンセプト」「戦術面」「個人技術」を中心に、スペインコーチが選手たちに求めるアイデンティティ、U17,18年代の先を見越した戦術面と個人スキルなど、彼らのクリエイティブな思考に迫ります。多くのNBA選手を輩出し、世界の有名なコーチたちからも注目が集まっているエストゥディアンテスの内部情報に初潜入します!
▼今回のオンライン講習会での学びはありましたか?
スペインの育成年代の年間計画(エストゥディアンテスのU12-14 / U15-16 / U17-18カテゴリーでどういったステップで指導を進めていくかを学習できた点)を聞けたのは大変貴重な機会だと思いました。スペイン(エストゥディアンテス)の指導の現状について詳しく知れて、自分が住んでいる土地の指導とかなり違うと感じました。また、その点について他の参加者と意見交換ができたことが、とても満足です。
(※アンケートから指導者の声を一部抜粋)
▼満足度について
満足
▼属性
指導者(U18カテゴリー)
Josep maria berrocal(ジョセップ・マリア・ベロカール)さんですが、現在はリーガLEB(スペインバスケットボールリーグ2部)に所属するCB PRATのヘッドコーチをされています。これまでも、リーガACB(スペイン一部リーグ)に所属のチーム、FC バルセロナやエストゥディアンテス、サスキ・バスコニアなどでコーチを歴任してきました。ご自身でも日本語を勉強されており、情熱溢れるコーチです。
▼今回のオンライン講習会での学びはありましたか?
・バスケットボールの試合では色々なことが起こるので、練習で1つのことを繰り返し練習するより、色々な事をやってみて『挑戦したことがある』と言う経験が大切。この言葉で練習の組み立てや今回の内容が腑に落ちました。
・講習会で紹介された動画(練習ドリル)がとても多く、既に知っているものが多くあったが、それが重要なんだと再確認できたし思い出せた。
・コーディネーショントレーニングの引き出しが尽きかけていたので、今回の多くのドリルは非常に参考になりました。ファンダメンタルとしても、ファンドリルとしても、コーディネーショントレーニングとしても、大変参考になるものばかりで至高の時間でした。
・プロのカテゴリーにおいて6日間でどのような練習をしているのかが知れて良かったです。コーチの大事にしている物を学ぶ機会があるのは本当に嬉しいです。
(※アンケートから指導者の声を一部抜粋)
▼満足度について
満足 / とても満足 / とても満足 / 満足
▼属性
指導者
現在、スペイン1部リーグのFuenlabrada(フエンラブラダ) でHC、兼Fuenlabrada(フエンラブラダ) の若手中心の2軍チームのHCをされています。以前までは、レアル・マドリードの育成カテゴリーで10年近く指導されていました。
ご紹介する内容は『スキル構築とゲームモデルの関係性』です!チーム作りの柱となるチームのゴールを明確にするところから始まり、不確実性という中でシナリオをどう変化させていくのか…
また、ピチェル氏が様々なレベルの選手を見てきた中で、それぞれの選手に合わせて正解を見つけていくとなると、コーチとしての経験や知識に幅が必要になってきます。実例として、スター選手(Luka Doncic)との練習の中で、ゴールをどのように設定して導いていったのか、ピチェル氏の指導哲学に迫ります。