代償運動の末には…

エル「姿勢が悪くて腕が上まで上がらない。

でも、シュートを打つためには腕を上げなければならない。

腕を上げるために腰を反って腕を上にあげる。

代償運動

これが代償運動というものだったね。」

ラック「この上肢の代償運動が起きると、ジョイントバイジョイントの関係がチグハグしてきてしまって最高のパフォーマンスが発揮できないわ🤔」

ジョイントバイジョイントセオリーについて

エル「ジョイントバイジョイントでは腰は「スタビリティ」で安定させるべき場所だったね。

腰が動きやすい状態になってしまうとどうなってしまうんだろう?」

ラック「身体の中を想像してみると…

腰は、1本の骨で支えられているよね?

それに比べて腰の上には肋骨っていう大きな骨があって、胸椎はそれに支えられているし、下には大きな骨盤があって、股関節はその骨盤で支えられているよね。」

身体を支えている腰椎

エル「確かに…。腰は1本の骨で支えているし、とても不安定だ🙁

身体を支える大切な部分だけれど、それを腰椎の骨1本とその周りの筋肉が支えていることになるんだね。」

ラック「それが動きすぎてしまうことで痛みが出てきてしまうし、それに、腰を支えている腰椎には神経も通っていて、骨と骨の間に椎間板が入っているのは知ってる?

その椎間板に負担をかけてしまうことで怪我を引き起こしてしまうみたいね😣」

椎間板に負担

エル「よく椎間板ヘルニアっていう病気を聞くけれど…」

ラック「椎間板ヘルニアは椎間板への強い圧力が主な原因みたいで、椎間板に負担をかけすぎちゃうとこういった病気になってしまうのね。」

エル「お腹周りをしっかり安定させて、筋肉で支えなくちゃ😲!

でも少し曲がってる、反ってるくらいなら…」

ラック「エルくん、それがよくないの🤨

腰が少し曲がっているだけでも椎間板には大きな負荷がかかってしまうんだって!

だからその少し曲がっている、反っている姿勢を何十回、何百回続けてしまうことでその分椎間板にストレスを与えてるって考えるととても恐いわよね😱」

エル「それがバスケットだと腰を反った悪い姿勢でのシュート、リバウンド、腰の曲がったディフェンスとかになるね😳」

ラック「つまり、怪我の予防のためにも腰が曲がったり反ったりしないような自然な立ち姿勢でいられることが大切で、バスケのパフォーマンスをあげるためにもとても大切なことになるということね!」

エル「自然な立ち姿勢を維持できるようにトレーニングしないと!

怪我をしてバスケが思うようにできなくなっちゃうのは悲しいからね😢」

ラック「よし!怪我の予防とバスケ上達のためにトレーニング法を勉強していこう!😆」

自然な立ち姿勢

参考:JBAスポーツパフォーマンスオンラインセミナー


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