ジョイント・バイ・ジョイントセオリー


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エル「毎日の中で悪い姿勢でいてしまうことがバスケの上達に関わってくることは良くわかったよ🤔

姿勢って意識なくやっちゃってるから、良い姿勢の習慣をつけないとね!

でも、ぼくの座っている姿勢が、『背中が丸まっていて、肩が内側に入っている姿勢』でこれが良くない姿勢っていうのはなんでなのかな?」

悪い姿勢

ラック「身体の仕組みが関係してくるみたいよ…」

エル「カラダのシクミ…?」

ラック「バスケットボールって、シュート打ったり、上にあがったボールを取ったり、腕を上げる動作がとても多いよね?

腕を上げる動作

腕を上げるときに、使う身体の部分ってどこだと思う?」

エル「腕を上げるときには…肩を使うかな!🤔」

ラック「じゃあ、背中が丸まっている立ち姿勢で腕を上げてみようか。」

エル「あれ?ここまでしか上がらないぞ?😳

腕が上がらない

えい!!

腰をそる

上まであがったよ!😁」

ラック「それは、肩を使って腕を上げているんじゃなくて、腰を反って腕が上がっていることになっているようね🤨」

エル「これじゃあダメなの!?😳」

ラック「腕を上げるときには、肩を使うんだったよね?

本来は肩を使って動かすところを別の部分で動きを代償してしまっているのが問題なの。

本来動かすところが動かない代わりに別のところを動かしてしまうことを『代償動作』といって、何回も何回もこの動作を繰り返してしまうことで怪我につながってしまうみたいよ。

そこで身体の仕組みつまり『ジョイントバイジョイントセオリー』を知っているとなぜダメなのかがよくわかると思うよ😊」

エル「ジョイントバイジョイントセオリー…」

ジョイントバイジョイントセオリー

ラック「私たちが身体を動かして運動ができるのは、身体の中にあるたくさんの関節が働いてくれているおかげなの。

ボールを投げたり、走ったり、ジャンプしたり…

運動で関節動かす

エルくんはどんな関節があるか知ってる?」

エル「ドリブルをつくときには肩とかひじ、手首を動かすね。

あとは、ディフェンスをするときには膝を曲げて、腰を落とす。足首も使って方向を変えたりするな☝🏻」

ラック「私たちはあまり意識していないけれど、運動をするときにはいろいろな関節を使っていることがわかるよね。

私たちの運動の土台になってる関節には動くのに適した関節とそうでない関節があって、それが交互に存在しているの。

それぞれの関節が役割をもって働きながら、いろいろな関節と連動して働いていて、その役割を果たすことで良い動きにつながってくるということ☝🏻

その身体の仕組みを「ジョイント・バイ・ジョイント」というみたいね😉

じゃあ、エルくんに質問!

関節の中でよく動いたり、動かす範囲が大きいところってどこかな?」

エル「ひざなんかはよく曲げ伸ばしするよね。

あ。でも、ひざは同じ方向にしか曲がらないや。

そう考えると…肩、手首、足首、足の付け根にある股関節なんかはぐるぐるよく回るよ!」

ラック「エルくんが言ってくれた良く動く関節、肩関節や手首足首、股関節は動く方向が多様で広い範囲に動かすことができるよね。

その関節を

『モビリティ関節』

といって、可動性を必要とする関節よ。

他にも胸あたりの『胸椎』もモビリティ関節になるわ。」

エル「そうすると、膝は“そうじゃない“関節になるってこと?」

ラック「そうね!膝関節は

『スタビリティ関節』

といって、安定性を必要とする関節になるわ。

スタビリティ関節は、頸椎、肩甲骨の部分にあたる『肩甲胸郭関節』、『肘関節』、『腰椎』、『膝関節』、『足部』といったところね!

この『モビリティ関節』と『スタビリティ関節』がそれぞれの役割を果たして働くことができると、自然で違和感のない運動で力を発揮することができるのよ😊」

ジョイントバイジョイント

エル「この身体の仕組みはしっかりと覚えておいた方が良さそうだな…🤔

そうすると、背中が丸まってる姿勢で運動をすると、モビリティ関節の肩の可動域が狭くなって、その代わりにスタビリティ関節の腰が動き出してしまうことが良くないんだね。」

ラック「エルくんの背中が丸まっている姿勢だと、手の甲が前に向いている状態になってるよね。これは、肩甲骨が前にせり出してしまっていることで手の位置が変わっているの。

背中がまるまる姿勢

腕をあげる時には、腕の骨だけじゃなくて、肩甲胸郭にある肩甲骨が斜めに回旋するように動いているっていう仕組みから、肩甲骨が前にせり出して動きすぎたポジションになっていることで手を挙げるときの妨げになってしまっているということ。

つまり、

自在に腕を上にあげるためには肩関節がちゃんと動くこと、肩甲骨が動きすぎず正しい位置で安定して動くことが大切になるわ。」

エル「腕を上げたときに肩を使って上げないで腰を反って腕を上げてしまうことで、腰の役割の『スタビリティ』を果たすことができないということになると…

そうすることで本来は動きすぎてはいけないところが動いてしまって怪我につながってしまうんだね🤨」

ラック「そうね!

背中が丸まった状態だと関節の本来の力が発揮できなくなってしまうから、その分バスケの上達にも関わってきてしまうということになるわ💡」

エル「姿勢ってとても大切だね。

良い動きができる自然で良い姿勢崩れないように、悪い姿勢に気をつけないと!

習慣はとっても大切だ!😤」

 

参考:JBAスポーツパフォマンスセミナー

 

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