ERUTLUCの海外事業部とは…
ERTULUC代表の鈴木です。
今回はですね、2月に新しいチャレンジの一つとして『スペインコーチングエデュケーションウェビナー』というのがこれから始まります。そのご紹介をしたいと思います。そもそもERUTLUCには、海外事業部という部門がありまして、ERUTLUCの3つのミッションの
ー 第1のミッション ー『より多くの子ども達になりうる最高の自分を目指す環境を提供する』
ー 第2のミッション ー『チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する』
ー 第3のミッション ー『世界で最もビジョナリーなコーチチームを作る』
第3のミッション である『世界で最もビジョナリーなコーチチームを作る』という話でいくと、指導者を目指すのであれば、世界と比べて我々が作ってる環境が、「あの環境がいいよね!』って、世界中の人が「日本のあそこすごいよね !』って、それぐらいのことをやろうぜ!という野心的なミッションなんですけど、それに向けて立ち上げた事業部が海外事業部です。
まずはそもそも、世界のことを知り尽くさないといけないわけなので、我々はどんどん海外にまず出ていって、海外の育成をどんどん勉強しようと、比較的に早い段階から、ドイツに行ったり、チェコに行ったり、スペインに行ったり、僕はイタリアに行ったりもしました。
海外事業部という部門は、日本の指導者の人たちが、海外に勉強しに行くっていうところをサポートするために海外のコーチングツアーを企画したり、海外のコーチを招聘して、日本の子ども達にクリニックを企画したり、日本の選手達を海外に連れて行ったりもしていました。ですが、このコロナ禍で昨年 企画していたスペインツアーも、もちろん中止。今年度も企画ができない状況で約一年半ぐらいの間、今までやってきたような事業ができずにいました。
今後、そのミッションに向けて、どんな事していけばいいかを色々と模索していく中で、やっぱり オンラインですね。ZOOMとか使った講習会が本当にやりやすくなってきていて、やっぱり僕ら以外にも、たくさんの方が海外のコーチを呼んでオンラインで講習会をしている。
そんな中で、僕らじゃなきゃできないことってなんだろう。ちゃんと考えて行こうよって。ずっとそれを模索をしていて…
ERUTLUCならではの深掘りをしていったときに、今までコーチングエデュケーションツアーでは日本の指導者と一緒に行くわけですけど、一週間とか多くても10日間とかで帰ってくるとなると、18年間の中の一部の時期しか見れなかったりするので、そこから僕らは紐解いていくしかなかった。
我々としては、今、U12とかU13 U14 U15 U16 ……. の選手が育っていく過程で、どんな時期に、どんな環境を作ったらいいかってことを、今は日本でもすごく大きなテーマになってきている中で、例えば… 海外の人たちが来て一時間半とか二時間とかでセミナーを開催していて、すごい価値のある情報がたくさん入ってきていますが、もっとこれを横断的に縦断的に幅広く情報を集めていくってことが、できないかを考え始めました。
ウェビナーという形で、新しく…
コーチングエデュケーションツアーは、富田さん、とうみんさんという通称で、スペインのバスケ情報を発信してる方がいらっしゃって、富田さんと僕らは一緒にツアーを今企画していました。その富田さんと、現地ではセルヒオさんがコーディネーターとして、現地のある種ミーハーなチームではなくて育成に本腰を入れており、育成で価値の高いようなチームを紹介してくれて、毎年 僕らは勉強しに行けたわけなんですけど、この連携だからこそできることっていうのも含めて、セルヒオさんと、富田さん(とうみんさん)と相談をして、スペインのコーチ達から、本当にその断片的な情報じゃなくてU12〜U18までの育成のことを横にも、それぞれ各年代で判断とかスキルとかも縦掘りもできる学びを。
なのでまず大枠では2021年4月から2022年3月の一年間の中で、3ヶ月を一つのクールにして一年間で4つのクールを走らせる。もしくは4ヶ月になるのかは現在は相談中です。
でもこのような形で、一年間走ると….スペインというのは国の指針よりも、各クラブごとに指針がはっきりしています。U12〜U18まで、どの年代にどんなことをしながらっていうことをクラブまたがってとか、学んでいけるようなことができないかなとか、それでいて全体的な育成のコンセプトとか哲学や考え方、そういったものを学ぶのと同時にある戦術とかを、この18歳に教える上でのいろんな考え方の深掘り、そして技術についての深掘り。
そういったことを学んでいく流れなので、二人の講師に、二つのテーマで4月、5月、6月を走ってもらう。そうやって7月 8月 9月 …. と一年間ずっと走っていきながら、これで本当にスペインの育成環境を深掘りしていける。もう僕ら的には、かなり熱のこもった一大プロジェクトという形で4月から開催していく方向です。
これ多分、スペインに行って実際にここまでの内容を、オーガナイズしてまたセッティングしてになると、とんでもないくらいお金がかかることを、日本の国内で実現すると。
実際にオンライン講習会は、色んな方がすごく安く開催されていて、それでもすごい良い理念でやられていて、今回はそういった意味で試しにどうこうではなくて、事前に講師の選定から内容の打ち合わせから、事前の色んな事も含めて、ずっと一年間走れる形でやるぞ!というところなので。参加費の設定としては、それほど他の講習と比べて安くない設定になってしまったかなと…. ただ、それだけ価値あるものを用意できるんじゃないかとすごく思っています。
なので皆さん、実際にスペインに行ってそういった人を探して調べていくことを考えたら、ものすごく学びやすい設定価格になっていると思いますので、この4月からのスペインコーチングエデュケーションウェビナーシリーズですね。
日本の問題点を出発点に、スペインのコーチに質問をぶつける…
それに先駆けて、この2月3月でプレシーズン的なことですけど、ものすごく面白い二つのテーマで2月と3月は開催していきます。その2月の方はですね、イニィゴさんという、我々も以前にエデュケーションツアーや日本でのイベントでお世話になった方です。エストゥディアンテスというチームで、育成の責任者をされている方です。
この方に登壇していただいて、この4月からのテーマに繋げるための導入のところで、日本の育成は今このような環境でやっていますと、イニィゴさんに伝えて、日本の状況が分からないとスペインではこうだよって言っても、上手に噛み砕けないと思いました。その上で、問題点っていうことがあるとしたら、この辺が問題じゃないかなと思ってますと。その問題点に対してイニィゴさんはどう考えますか?スペインだったらこうじゃないかとか、でもスペインは昔こうだったけど今はこうなっている。この過程がもしかしたら日本と繋がるのではないかと。そういったことを現状理解してもらって日本の問題点から出発して、スペインの育成ディレクターするような人達と一緒に深めていく、深掘りしていくと。
これはめちゃくちゃ面白い会に、なりそうだなと思っています!!
すでに問題点と質問の内容が、募集ページに公開されています。今 八つの質問を並べていますが、時間内に八つの質問いけるかどうか、全部に答えられない可能性があるかもしれませんが、この八つの質問の中から色々なことを紐解いていくことになります。
これまでも ずっと10何年も前からスペインから学ぶとか、日本の現状からどうとか、やってきているんですけど…やっぱりスペインも変わってきているし、日本も変わってきている。
今の現状で、一旦、本当に何が大きな問題で課題なのかを荒い出すという意味で、4月以降のウェビナーに繋げるとても大事な会になっています。
3月にも一人、お招きして開催の準備をしています。講師の方は、ディエゴ・オカンポさんになります。プロの現場とかもコーチングされたり、U17とかU18の年代のコーチングをされたり、経験のある方です。僕が、実際にスペインのトップリーグを観たり、スペイン代表とかを観ても、戦術の遂行能力というか、バスケット的なIQの高さがものすごいなと感じています。どんな育成をされているのかと、すごく僕は関心があったんですけど、特に今の日本の育成カリキュラムを考えたときにも、U16 U17 U18 あたりでどうやって戦術的な負荷が上がっていくのか。判断とか戦術がどのように深まっていくのか大事なテーマになると思います。
僕自身も改めてこの一年でガッツリ学ぶと。
これはERUTLUCと、富田さん(とうみんさん)とセルヒオとの連携だからこそできる年間のウェビナーになっています。
この一年はですね、スペインに一年間住んだつもりで。ぜひこのオンライン講習は、良い機会にしていただければと思っています。まだ、3月と4月以降のウェビナーについては、これから情報を出していきますので、ひとまず2月のイニィゴさんのオンライン講習会が募集開始しています。
是非ご検討いただければと思います。
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