エル「2020年の年末にあった高校バスケNo. 1を決める『ウインターカップ』に、2021年始まりにあった中学バスケNo. 1を決める『Jr.ウインターカップ』、面白い試合がたくさんでバスケ漬けの年末年始だったよ〜😄」
ラック「あの試合も見たいこの試合も見たいで私もとっても忙しかった!
いろいろなドラマがあって感動したしね…🥲私、心動かされたわ…✨」
エル「選手たちのプレーにはとっても気持ちがこもっていたよね。
プレーを観るのも面白かったけれど、僕は審判にも注目していたんだ😁
選手やコーチ達の想いが詰まったこの大舞台で審判ができることはすごく誇らしいんだろうなって…✨」
ラック「試合を見ていてね、トラベリングの判定って難しいなって思ったの。
え?今のトラベリングなの?🙄なんでだろう?って。🤔」
エル「トラベリングの判定は新しいルールも取り入れられていることもあるし、少し複雑なのかもしれないね🤔
今日はトラベリングのルールについて整理していこうか💡」
ラック「まずはトラベリングってどういうものなのかを知る必要があるわね。」
トラベリングの定義
トラベリングとは、コート上でライブのボールを持ったまま、片足または両足を方向に関係なく、定められた範囲を超えて移動させること。
エル「この定められた範囲というのは、ボールを持ったまま2歩先までステップを踏むことができるということになるよ☝🏻」
ラック「じゃあ、ボールを持ったまま2歩進む基準になる1歩目はどうやって決まるの?」
エル「そこで大切になるのが『ピボットフット』の考え方なんだ😊
まず、ピボットっというスキルが認められた話は前にじゃっぴと一緒に勉強したよね!
ピボットというのは、『コート上でライブのボールを持ったプレーヤーが、片方の足はフロアとの接点を変えずに、もう片方の足で何回でもどの方向にでもステップを踏むことができること』で、
トラベリングかどうかを判断する基準となるのがステップが始まった片方の足、つまり『ピボットフット』💡」
ラック「『接点を変えずに』ということは、勢いで止まりきれなくてピボットフットが接点からずれてしまったというのもトラベリングになってしまうということね。」
エル「そういうことだね😊
審判はこのピボットフットを基準としてリーガルプレーなのかイリーガルプレーなのかを判定しているんだ☝🏻」
ラック「バスケットボールはとてもスピーディーなスポーツで、このスピード感がバスケの面白さでもあるよね。
そのスピードの中でボールをどのタイミングでボールをキャッチするのか、両足着地なのかそれとも片足着地なのかでピボットフットが決まってくると考えると…そのピボットフットの決め方がとっても大切になってくるね🤨」
エル「プレーヤーのスピードに対応して正しいジャッジをしていくために、審判にとってこのピボットフットの考え方をしっかり理解することが必須だね✨
次は、ステップの基準となる『ピボットフットの決め方』を見ていこう!」