L「時間の管理をするタイマーとショットクロックオペレーター。
バスケットボールの試合の中で管理しなければならないのは…
勝敗を決めるのに1番大切な得点の管理ね🤔」
E「得点の管理をするのは、スコアラーとアシスタントスコアラーの役割になるよ☝🏻」
L「それに、ファウルの数の管理もする必要があるよね。
あ、タイムアウトの数は?
ポゼッションアローの管理も?
え…もしかして、スコアラーが時間以外は全部管理しなければならないということ!?!?😳」
E「スコアラーには多くの任務が課せられているんだな😁
そのため、アシスタントスコアラーも一緒に仕事をして、2人で協力しながら任務を遂行していくんだ🤝
スコアラーは基本的に記録用紙に記録をする。
アシスタントスコアラーはスコアボードを操作してスコアラーのサポートをするよ。
スコアラーとアシスタントスコアラーの任務を整理していこう!」
ー試合開始前ー
①大会、試合情報の記入
・大会名、ゲームナンバー、年月日、場所、開始時刻、クルーチーフとアンパイアの氏名を記入する。
②氏名、番号のチーム情報の記入
・スコアシートの上部のスペースに両チームのチーム名を記入する。
・各チームのコーチの欄にヘッドコーチとファーストアシスタントコーチのライセンスナンバーと氏名を記入する。
・ゲーム開始のときに出場するプレーヤーの氏名、番号、及び交代要員全員の氏名、番号のチーム情報を記入する。
・チームに17人未満のプレイヤーしかいない場合は、最後に記載されたプレーヤーの下の行の空白に線を引く。
③スコアラー、アシスタントスコアラー、タイマー、ショットクロックオペレーターの氏名を記入する。
④ゲーム開始時に、両チームのスターティングファイブを確認したのち、『Player in』の欄の×印を⚪︎で囲む。(赤色の⚪︎)
ー試合中ー
⑤得点の合計の記録
フィールドゴールとフリースローによる得点の合計を記録する。
⑥宣せられたファウルの記録
・各プレイヤーに宣せられたファウルを記録する。
・ヘッドコーチのファウルを記録する。
・チームファウルの記録をする。
⑦タイムアウトの記録
チームのタイムアウトの枠に、タイムアウトが認められたときの各クォーターまたは、オーバータイムの経過時間(分)を数字で記入する。
ー試合終了後ー
⑧試合結果の記入
・両チームの全てのクォーターとオーバータイムの最終得点合計を記入する。
・終了時刻を記入する。
・最終ランニングスコアを締め、その列の使用していない欄に斜線を引く。
・勝ったチーム名を『勝者チーム』の欄に記入する。
①出場メンバーが違うことを知らせる
ゲーム開始のときに出場する5人のプレーヤー、交代要員あるいは番号が違っているときは、できるだけ早く近くにいる審判に知らせる。
②ファウルの数を示す
・各プレイヤーに宣せられたファウルの数を、両ヘッドコーチに見えるように表示器具を上げて示す。
・1チームの各クォーター4個目のプレーヤーファウルを宣せられたときは、その後ボールがライブになってから、チームファウルペナルティーの表示器具を立てて示す。
③5つ目のファウルを知らせる
プレイヤーに5個のファウルが宣せられたときは速やかに審判に知らせる。
④プレイヤーの失格退場を知らせる
同じプレイヤーに2個のテクニカルファウル、2個のアンスポーツマンライクファウル、あるいはテクニカルファウルとアンスポーツマンライクファウル各1個ずつが宣せられて失格・退場になる場合は速やかに審判に知らせる。
⑤ヘッドコーチの失格退場を知らせる
ヘッドコーチに2個のテクニカルファウル、ヘッドコーチ自身のテクニカルファウルにチームベンチによるテクニカルファウルとを合わせて3個が宣せられて失格・退場になる場合は速やかに審判に知らせる。
⑥タイムアウトを知らせる
・チームからタイムアウトの請求があったときには「タイムアウトが認められる時機」に審判に知らせる。
・チームにタイムアウトが残っていない場合は、審判を通じてそのチームのコーチに知らせる。
⑦交代の合図をする
⑧オルタネイティングポゼッションを示す
オルタネイティングポゼッションアローを用いて次のオルタネイティングポゼッションを示す。
⑨記録の誤りを知らせる
記録の誤りがゲーム中に見つかった場合は、次にボールがデッドになったときにブザーを鳴らして審判に知らせる。
L「わ〜😳
記録をしたり、交代やタイムアウトの合図をしたり、ファウルを知らせたり…スコアラーはとても忙しいのね💦」
E「スコアラーには任務が多いけれど、それをやり終えた時の達成感はきっと大きいよ✨」
L「任務が多いからこそ、アシスタントスコアラーの存在がとても大切になりそうね😊」
E「次回はアシスタントスコアラーの任務について整理していくよ!」
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