エル「Bリーグ、いよいよ始まったね!!
佳ちゃんの試合を見たけど、もう興奮しっぱなしだったよ!💨
(※佳ちゃん=ERUTLUCモデルプレイヤー髙畠佳介選手)
とにかく、プロの試合はスピード感がすごくあってオフェンスとディフェンスの入れ替えも激しくて夢中になっちゃうよね!
点もたくさん入るし、改めてバスケットボールは面白いスポーツだなって✨見ていても、プレーしていてもね😆」
ラック「バスケットの醍醐味はやっぱりスピード感と点の入れ合いだわ☝️」
エル「このバスケ特有の面白さを作り上げたのは、ルールのおかげだと思うんだ🤔」
ラック「ルールが作り上げたって、どういうこと?」
エル「オフェンスは24秒以内にシュートをしなければならないでしょ?
このルールはバスケットの面白さでもあるスピード感を引き出していると思うんだよね。
もしこのルールがなくてボールを保持しているチームが制限なくずっとボールキープをしているような攻防の入れ替えが少ない試合は点も入らないだろうし、やっぱりあの狭いコートでスピード感あるスリルがたまんないよ!」
ラック「なるほどね。そうしたらバックコートでの8秒ルール、最近では14秒ルールができたし、これもバスケットボールのスピード感を上げる一つの要素になるわね。」
エル「ルールの中でバックパスと言われるボールをバックコートへ返すことのバイオレーションがあるよね。
これもバスケのスピード感、攻防それぞれの面白さを生かすために作られたんじゃないかな?…
と疑問に思って、バックパスの歴史について調べてみたよ💡」
昭和7(1932)年 【センターラインの設定】
センターラインが設定されたことで、バスケットボールのスピード感が上がり、1本の線を狭んで激しい攻防戦が生まれた。
10秒ルール
センターラインを境に、一つのコートはフロントコートとバックコートに分けられ、攻撃するチームはバッグコートでボールを得てから10秒以内にフロントコートにボールを進めなければならない。
パック・パス・ルール
フロントコートでボールを得たらそのボールをバックコートに戻してはならない。
これらのルールから、ボールを早く運ぶための技術が磨かれ、それを阻止しようとする防御の技術が研究された。
昭和32(1957)年 【30秒ルールの設定】
バックコートからフロントコートにボールを運ぶ規定(10秒ルール)はあったが、フロントコートにボールを持ち込みさえすれば何秒、何分でもボールをキープすることができた。
それは試合の興味を削ぐ要因ともなり、最後の1秒まで攻め合う競技本来の目的から考えても、防御側にとっては非常に不利な条件であるとして、30秒ルールが新たに設定された。
昭和36(1961)年 【10秒、バックパスルールの廃止】
30秒ルールの設定であまり意味をもたないディビジョンライン(コートを分けるセンターライン)は廃止され、同時に10秒ルール、バックパスルールも廃止された。
昭和44(1969)年 【10秒、バックパスルールの部分適用】
終わりの3分間に「10秒ルール」と「パック・パス・ルール」を適用した。
昭和48(1973)年 【10秒、バックパスルールの全面適用】
最後の3分間の特別扱いの進行条件は全競技時間に適用されるようになった。すなわち「10秒ルール」と「バック・パス・ルール」は試合開始から適用されるようになった。
(参考引用:バスケットボール振興会ルールの変遷Ⅰ)
ラック「センターラインが設定されたことで自チームゴール側のバックコートと、相手チームゴール側のフロントコートに分けられて、まず10秒でボールをフロントコートに運ぶこと、そして、バックコートにはボールを戻してはいけないことになったと…
センターラインとこのルールができたことからプレーのスピード感が上がって、フロントコートにボールが運ばれることでよりシュートチャンスが生まれるし、ディフェンスも得点への危険性が高いから頑張らなきゃいけないし、ドキドキする展開になっていったのね💓」
エル「それでも結局フロントコートに進んでもフロントコートでどれだけボールをキープしていてもいいから、センターラインの設定以前とゲームの展開的にあまり変わらなくて、バスケの面白さの攻防による得点の取り合いのスリルが感じられないね🤨」
ラック「そうすると、30秒ルールを作ったのはとてもナイスな考えだったわね!✨」
エル「30秒ルールの適用で、10秒ルール、バックパスの必要性が無くなったからバックコートとフロントコートを分けるディビジョンラインが廃止されているけど、最終的に30秒ルールも10秒ルールも、バックパスルールも適用されるようになっているよ。
今は24秒ルール、バックコートでの8秒ルール、フロントコート14秒ルールが加わって時間に変更があれど、現行で使われているルールになるね☝️」
ラック「ディビジョンラインの概念がなくなったり、制限される時間無くなったり変わったり、バスケットボールを一層面白い競技にするために色々と試行錯誤を重ねていったのね…🤔
歴史を辿るたびにバスケットへの愛が大きくなっていくわ🥰🥰」
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