E「9月10日に新ルールの変更点が出たよ!
ラックちゃん一緒に確認しよう☝️」
L「JBAのホームページに行けば資料が確認出来るわね💡
『2020FIBA新ルール変更点サマリー0910』これね!」
E「ふむふむ…
あ、シリンダーの概念が新ルールとなっているよ!
これはプレイヤーとしてもしっかり確認しておかなくちゃね🤔」
L「今まではディフェンスのシリンダーが表記されていたけれど、今回はボールを持っているオフェンスのシリンダーが新たに定義されているわ!
なるほどそうすることでディフェンスが無理にリーガルなオフェンスのシリンダーに入ってコンタクトを起こしたときに判定しやすくなるんだ🙄」
E「うん、ボールを持っているオフェンスのシリンダーの定義がはっきりしているととてもわかりやすくなるし、責任がはっきりしてくるから人を欺くようなプレーを防いでくれるね😲」
L「じゃあ詳しく見てみましょう!」
プレーヤーがコート上で普通に立ったとき、そのプレーヤーが占めている位置とその真上の空間をシリンダー(筒)という。
これらの寸法、および両足間の距離はプレーヤーの身長とサイズによる。ディフェンスとボールを持っていないオフェンスのシリンダーの境界線とは、以下の範囲が含まれる。
・正面は手のひらの位置まで
・背面は尻の位置まで
・側面は腕と脚の外側の位置まで
手や腕は前に伸ばしてもいいが、足や膝の位置を超えてはならない。リーガルガーディングポジションでは、手を肘の位置で曲げてもいいが、前腕と手は挙げなければならない。
オフェンスが自身のシリンダーの中でノーマル・バスケットボール・プレーを行おうとしているとき、ディフェンスはボールを持っているオフェンスのシリンダーに入って、イリーガルなコンタクトを起こすことはできない。
ボールを持っているオフェンスのシリンダーの境界線とは、以下の範囲が含まれる。
・正面は脚、曲げた膝や腕、腰より上でボールを持っている位置まで
・背面は尻の位置まで
・側面は腕と脚の外側の位置まで
ボールを持ったオフェンスは自身のシリンダーの中でノーマル・バスケットボール・プレーを行うための十分な空間を与えられなければならない。
ノーマル・バスケットボール・プレーには、ドリブルの始まり、ピボット、ショットを含む。
オフェンスはさらに空間を得るために、脚や腕をシリンダーの外に広げ、ディフェンスにイリーガルなコンタクトを起こすことはできない。
※赤字は追加された箇所になります
E「具体的なケースの解釈についても書いてあるね!
オフェンスのシリンダーについて定義されたことで、ボールを持っているオフェンスのシリンダー内にディフェンスが無理に入ってきてコンタクトを起こした場合はディフェンスのファウルになるんだ。
これはオフェンスにディフェンスがプレッシャーをかけるときによく密着してディフェンスをすることをしていたけれど、ボールを持っているオフェンスのシリンダーの権利をはっきりさせたことではっきりしたから、判定も明確になったね☝️」
L「うんうん、ディフェンスがベリーアップしてオフェンスとの距離をゼロにして、オフェンスの軸足を挟み込むことでプレッシャーをかけていたけれど、その範囲がオフェンスのシリンダーということがはっきりしたからこれからは気をつけなければいけないね!😲」
E「この新ルールはいつから適用になるの?」
L「この新ルールは、BリーグWリーグといったトップリーグでは2020-21シーズンから、今年度の天皇杯皇后杯は1stラウンドから適用されて、その他の国内競技会においては2021年度4月1日から適用になるみたいだよ✨」
E「毎年のようにルール変更があったり、細かな修正があったりするからちゃんと確認しておかないと置いていかれちゃうね🏃♂️💨」
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