E「ぼくのびびちょTシャツが無くなっちゃったよ~😭
友だちとおそろいのTシャツでバスケをしにいく約束なのに…
待ち合わせ時間まで時間がないよ!!!」
L「一緒に探してあげるから😉
エルくん、この事態は…」
E「なかなか片づける暇がなくて…
片づけようと思ったら友だちから遊びの誘いが来たり、見たいテレビの時間になったり、疲れていたときにお布団がぼくを呼んでいたり…
とにかく忙しかったんだよ😓」
L「片づけることを優先することはできなかったのかしら?🤔
毎日いろいろなことが起きるけれど、私たちはその中でたくさんの意志決定をしているよね。」
E「そう言われてみると確かにそうだ💡
朝起きて顔を洗うことからご飯を食べること、寝ることも自分たちで決めて行動しているね。
ご飯を食べないって決めたら食べないこともできるし。
バスケをすることも自分で選んでいる、バスケをしないでテレビを見ることも自分で選べるね☝️」
L「片づけをすることもね😏
自分の行動を自分で決めることができる中で、自分にとって重要なものはなにかしら。
私たちの行動には、『重要なこと』と『重要でないこと』、『緊急なこと』と『緊急でないこと』があって、それらを『緊急度』と『重要度』で分けた4つの領域があるのよ。
これに私たちの行動をあてはめて、何が重要なのかを考えてみましょう✨」
E「ぼくはは『緊急でもあり重要なこと』が一番大切だと思う!
緊急にやらないとならないことだから、第一優先になるはず🤔」
L「緊急事態になったら確かにそれを優先して対処しなければならないわね。
でも、その緊急事態になる前にできることはないのかな?
緊急事態になってから対処したら大変だよ😣」
例えば、試験の前の一夜漬けは、緊急事態よね。
試験前になるまで準備を怠り、試験前になったら準備を始める。それは緊急事態に陥っているわ。
一夜漬けをして試験に間に合ったのは良いものの、睡眠を摂らなかったがために試験に集中できないんじゃないかしら。
結局一番重要な試験自体がボロボロ。
そして、勉強をしたこともその日暮らしで自分の身にならないわ。
もし、その緊急事態になる前に日々コツコツ勉強をしたり、試験に向けての準備を優先していたらこの問題は防ぐことができたはず☝️
一番優先してやらなければいならない重要なことを後回しにしたことで緊急事態になってしまうのね🙄」
E「重要ではない何かを優先してしまうことで、一番重要なものを失ってしまう…ね…
そこからさらにまた緊急事態を招いてしまうね🚨」
L「重要でない何か…ゲームとか、だらだら~ごろごろ~することとかね。」
E「病気になってしまったり、けがをしてしまう。これは緊急事態で、そしてみんなの命や身体にかかわる重要なことだね☝️
じゃあこれも緊急事態になる前に防ぐことはできるのかな?🤔」
E「日頃から睡眠をしっかりとったり、食事も摂って規則正しい生活を送っていれば病気になる可能性は低くなるわよね。
けがについても疲れた身体を休めたり、強い身体をつくっておくことで防ぐことができるわ。💪
睡眠をとることや食事をすること、身体のケアをすることは緊急なことではないけれど、緊急事態になる前に、緊急ではない重要なことをやっているかどうかで私たちの生活は豊かなものになっていくということね!✨」
E「ぼくたちは緊急なことを基準に生活してしまっているのかもしれないね。
緊急なことに振り回されてしまうことが多いな…🙁
重要なことは何なのかは分かってる。
でもそれを結局後回しにして緊急事態になるまで気づかず放っておいてしまうんだ!
これじゃあ重要なものを失ってしまうね。」
L「あ!みつけた!びびちょTシャツってこれね😀」
E「枕の下だったのか😅ありがとう!✨
友だちとの約束を破ってしまうことになっていたよ…💦
反省します。🤦
部屋が散らかるのも一度に散らかることはないからね。
緊急事態ではないけれど、毎日コツコツとやることでこんな困ったことにはならなかったよ…」
L「緊急なことは自分がやろうとしなくても向こうからやってくるものなのね。
緊急事態になるまで重要なことをやらざるを得ない状況になるのを待つのか、
自分からやろうとしないとできない、緊急ではないけれど重要なことを優先するのか、
どっちかを選ぶのも自分の意志だね!」
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