ビクトリー(昨年優勝)
VS
びびちょ(昨年1回戦敗退)

【びびちょサイド】
コーチ「昨年優勝しているビクトリーに挑戦するチャンスが来ました。しかし、慌てることはありません。
私たちは試合に向けてしっかりと準備をして積み重ねてきたことで、タートルズから勝利を掴み取ったんです!」
ラック「はい!私たちは自分たちのやるべきことを試合で発揮できるようにしっかり準備を積み重ねてきたよね!
次の試合でも自分たちのしてきたことを信じて、みんなで勝とう!?」

ビビちょは積み重ねてきたことの自信が結果につながり、それがさらに自信となりました。
去年優勝しているチームとの対戦でも慌てることはなく、自分たちが準備してきた積み上げてきたことに自信を持ち、やるべきことが明確でした。
やればできる、全てには意味がある。
自分たちのしてきたことを信じ試合に向けてさらに気持ちが上がっていきます!?
【ビクトリーサイド】
「びびちょ、今年は強いのかなー???」
「大丈夫大丈夫??私たちは去年も優勝しているし心配することないよ?」

相手が昨年決勝で戦ったタートルズではなく、一回戦敗退だったびびちょだと知り慌てている様子です。
しかし、自分たちは昨年優勝チーム、相手は一回戦敗退のチームだし大丈夫だ。心配することはない。と意気込んでいます。
そして試合…
「お願いまーす!!」

ビクトリーはシュートミスを連発。
ビビちょは練習通り、シュート後のリバウンドを着実に取り、相手のオフェンス回数を増やさないように頑張ります!
〜タイムアウト〜
ビクトリー「ノーマーク外しすぎているし、いつも入っているシュートが入らないよー?」

びびちょ「苦しいシュートを打たせてリバウンド!オフェンスリバウンドを絶対に取らせないぞ✊?!」

しかし個人技術の差が現れ、ビクトリーは確率の高いシュートで点数を重ねていきます。
個人技術では劣ってしまうびびちょはディフェンスで修正を図ります。
ラック(一人で止められなきゃみんなで協力してゴールを守るしかない!)
そして、試合終了。
「ありがとうございました!」

ビクトリーがなんとか逃げ切り決勝進出。
【ビクトリーミーティング】
選手「こんなはずじゃなかったんだけどな…?」
コーチ「自分たちの考えが甘かったんだね。
びびちょのみんなは自分たちのやることに集中して自信を持ってプレーしていたよ。」
選手「私たちも自信を持って試合には臨んでいたよ?
私たちは強いんだ!何度も優勝を重ねてきたチームだ!って。」

コーチ「持っていた自信が違ったのかもしれないね。
私たちは人から強いって言われたり、過去にいい成績を残してきたことからの自信。
びびちょは自分たちが積み重ねてきたことから生まれた自信。
きっと、積み重ねてきたことから生まれる自信は、どんなことが起きようと、誰に何を言われようと、揺るぎのない自信になるんでしょう。」

選手「正直、びびちょが勝ち上がってきたってときには少し心配になっちゃった。」
コーチ「自分たちは強い!っていうプライドを持つことや何度も優勝してきた伝統のあるチームだという自覚を持つことは強いチームであるためにはとても大切なことです。
しかし、それが人からの評価といった周りから得られる自信ではなく、自分たちが強者であるために積み重ねてきたことから生まれる自信であれば、それは揺るぎないものとなるでしょう。」
絶対王者になるためには人からの賞賛、評価、過去の成績は関係ない。
揺るぎない自信というものをびびちょから学び、自分たちの最高を手に入れることが大切だということに気づくビクトリーでした。