いよいよ来週、東京オリンピックが開幕✨🏅
オリンピックに向かって日本代表の選手達は試合を積み重ねています💪🏼
沖縄県での国際強化試合では1勝2敗という成績ではありましたが、今週埼玉県で行われる国際強化試合では惜敗したベルギーにリベンジです!😤

エル「世界レベルの試合を見ていると、身体のぶつかり合いがすごく迫力あるよね🙄💥
その接触がリーガルなのかマージナルなのかイリーガルなのか…
試合観戦していてとってもおもしろい🤔」
ラック「試合の中ではスクリーンプレーがたくさん使われているよ☝🏻
このスクリーンが成功するかしないかでも大きく試合の流れは左右されるわね!
スクリーンプレーが多く使われているし、私達もスクリーンプレーの理解をしておくともっと試合観戦を楽しめるかもしれないわ😊」
エル「じゃあ今回はスクリーンプレーについてルールを追って理解を深めていこう!」
ラック「まず、スクリーンプレーって何なのかってところからね🤔
ルールブックには…
スクリーンとは
プレーヤーがあらかじめ任意の位置を占めることによって、ボールをコントロールしていない相手チームのプレーヤーが、コート上の望む位置に行くことを遅らせたり妨げたりしようとするプレーのことをいう。
って書いてあるわ💡」

エル「このプレーを使って、オフェンスの有利な状況をつくっていこうということかな…
スクリーンプレーの中にもちゃんとルールがあるんだね☝🏻
スクリーンのリーガルなものとイリーガルなものを整理していくよ!」
リーガルなスクリーン
【条件その1】
スクリーナーが止まっていて身体の触れ合いが起こること
【条件その2】
両足が床についた状態で身体の触れ合いが起こること
【条件その3】
シリンダー内で身体の触れ合いが起こること
ラック「つまり、リーガルスクリーンは、両足を床につけた状態でスクリーナーが止まっていて、シリンダー内で身体の触れ合いが起こるプレーのことだね。」

イリーガルなスクリーン
・相手の動きに合わせて、動きながらスクリーンをかけて身体の触れ合いが起こる

・止まっている相手の後ろ(視野の外)から十分な距離を置かずにスクリーンをかけて身体の触れ合いが起こる

※十分な距離とは、相手が普通に動いても触れ合いが起こらない1歩の距離。
※止まっている相手チームのプレーヤーで、視野の中であれば触れ合いを起こさない限り相手の近くに位置を占めてよい

・動いている相手チームのプレーヤーに対して、相手が止まったり方向を変えたりして触れ合いを避けられるだけの距離と時間を考慮せずに身体の触れ合いが起こる
※必要とされる距離は通常の1歩から2歩

・シリンダーを越えた手・腕・肘、足、お尻等、身体の一部を不当に使ってスクリーンをかけて身体の触れ合いが起こる

エル「身体のぶつかり合いについてはオフェンスもディフェンスもシリンダーをしっかり守ることがまずは基本だね。
そして、ディフェンスがリーガルガーディングポジションをとって守るように、スクリーナーも両足を床につけて相手とのぶつかり合いに備えると💡」
ラック「スクリーンプレーは相手と正対してガードをするものじゃないし、動いている相手に対して横や後ろからガードするってことを考えると相手との距離や時間を考慮しなきゃならなくなるっていうのは納得ね🤔」
エル「怪我につながっちゃうラフプレーを避けるためにはとっても大切なルールだ✨
ここで忘れちゃいけないのが、ファウル成立の3原則☝🏻
このスクリーンプレーは身体の触れ合いについての基本的な考え方になるから、ファウルが成立するにはイリーガルなコンタクトの事実があって、それに責任と影響の有無を見るんだったよね💡」
▶ファウル成立の3原則についてのブログはコチラ
ラック「お互い正当で安全が守られた中で身体をぶつけ合って闘える、観ていてもプレーしていても感じるバスケの面白さだね〜!🥰」
参考:日本バスケットボール協会「バスケットボール競技規則」
プレイコーリングガイドライン20210301