膝へかかっていた負担はどこへ?

SKBの動きを得意としているエルくんだが、このトレーニングは結構膝に負担がかかるとのこと。
この痛みの原因は「膝が爪先より前に出る動き」ではないかと考え、この膝への負担について考えるエルくんとラックちゃん。

エル「膝が爪先の前に出ることが膝の負担につながるのか、スクワットで試してみよう☝🏻」

ラック「どう?」

エル「うん、やっぱり膝が爪先の前に出るスクワットをやると結構に膝にくるね😥
それに比べて膝が爪先の前に出ないようにスクワットをすると膝への負担は減ってるみたい。」

ラック「なるほど、だからスクワットのときに膝が爪先より前に出ないように気をつけてやるといいって言われるんだね🤔」

エル「スクワットのときには膝が爪先より前に出ないようにすれば膝への負担が軽減されるね!
じゃあ、膝にかかっていた負担はどこへ行ってしまったんだろう?😳
その分の負担が他の箇所へ移動したということなのかな?」

ラック「膝にかかっていた負担は、他の部分へと分散されているみたいよ☝🏻
スクワットの場合、膝への負担が減った分、腰へ負担がかかるようになるようね。
そう考えると、膝が爪先より前に出ないことがいいことなのかな?」

エル「膝への負担は減るけれど、今度は腰に負担がかかるってことだもんね…
なんだかよくわからなくなってきたぞ💦
膝が前に出ないほうが膝に負担がかからなくていい、でも、その分腰に負担がかかる…😵‍💫」

ラック「つまり、どんな動きをしても負担がかかる部分はあるのよ!
ある部分から負担を減らすということはある部分の負担を増やすことになるというようにね💡
結局、負担がかかるバランスが悪いから痛みが出たり怪我の原因になってしまうということなんじゃないかしら?😌」

エル「なるほど!💡
人の身体は負担を分散させて効率的に動いているんだ
スクワットのときに膝に痛みが出るっていうことは、負担が膝にいきすぎているということ。
だからスクワットのやり方に問題があるんだ😃」

ラック「そういうことね👍🏻
スクワットというトレーニング自体が悪いのではなくて、スクワットをするときの姿勢やり方とか、負荷の増やし方っていうどのようにスクワットをしているかを見直す必要があるわ。」

エル「トレーニングのしすぎもケガにつながるよね😮‍💨
正しい姿勢とかやり方でやっていたとしても身体に負担がかかるのは変わりないし🙄」

ラック「身体にかかる負担が自分の身体が耐えられる負担を超えるとそれがダメージになって、そのダメージが身体の回復力を超えてしまうと痛みやケガになってしまうのよね…」

エル「でも身体にダメージを与えないと身体は強くならないんじゃない?🤔」

ラック「つまり、与えるダメージと回復力のバランスが大切ってこと!✨

トレーニングの目的は『競技における身体への負担に対して、選手を最も安全にかつ効率的に準備すること』。

トレーニングでバスケの負担に対する耐性や回復力をあげてここぞというときに活躍できる準備をする!
そのためには日々の食事や睡眠も大切になるわね👍🏻」

エル「これまでトレーニングについて勉強してきたけれど、バスケットをしているときに身体を自在に動かせたりるようになるためにも動きを鍛えることは必要だもんね。

だから単純に膝が爪先より前に出るトレーニングが良くないと言うことはできないと🤔

トレーニングの負荷や姿勢を見直して、動きを鍛えていくことで筋力を鍛えていければ万全の準備ができそうだ!💪🏼」

準備の失敗は失敗の準備をすること。

この言葉を思い出して、これからもトレーニングを続けていこう!😆

参考:JBAライブパフォーマンスセミナー


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