ラック「下肢のトレーニングといえば、みんながよく知っているスクワット☝🏻!」
エル「スクワット知ってるよ!
これがスクワットだよね😃」

ラック「それはスクワットじゃなくて、SKBの動きだよ😅」
エル「エスケービー??」
ラック「SKBは『Small Knee Bend』のことで、小さく膝を曲げる動き💡
この動作は、股関節をは曲げないで膝を小さく曲げることで足首の動きを高めるトレーニングになるのよ。
そして、スクワットは股関節、膝、足首の3箇所を動かして行う動きだから、エルくんはスクワットをやっていたつもりが、股関節が動かせていなかったことでSKBの動きになってしまっていたの🤔」
エル「なるほど、どうやらぼくは股関節を動かすことが苦手みたいだな…🙄

下肢のトレーニングにもいろいろな種類がありそうだね!」
ラック「下肢のモビリティとスタビリティを正確に発揮するために、次の3つの基本的な動きを習得することが大切になるわ😊
その3つは、
・ヒンジ
・スクワット
・SKB
だよ☝🏻」
エル「ヒンジ…?
スクワットは股関節、膝、足首の3箇所を動かす動きで、SKBは足首を主に動かす動きだよね。
ジョイントバイジョイントで考えると、股関節はモビリティ、膝はスタビティ、足首はモビリティ…SKBは足首の動きを高めるトレーニングだから…
わかったぞ!ということは、ヒンジは股関節を動かすトレーニングだ😃💡!」

ラック「その通り✨
ヒンジは蝶番のことで、股関節を蝶番のように動かすトレーニングだよ😊
膝は動かさないで、お辞儀をするイメージね☝🏻
ヒンジは股関節を主に動かすトレーニング
スクワットは股関節、膝関節、足関節の3つを動かすトレーニング
SKBは足関節を主に動かすトレーニング
ということ😉」

エル「トレーニングというとなんだか筋肉を鍛える!💪🏼って感じだけれど、この感じだと筋肉を鍛えるっていうよりは動きを鍛える感じだね☝🏻」
ラック「もちろん負荷を加えて筋力アップを目指すトレーニングもあるけれど、
動きを鍛えることでも筋力は鍛えることはできるわ😊
トレーニングの目的は『競技における身体への負担に対して、選手を最も安全にかつ効率的に準備すること』ってJBAのライブセミナーで言っていたわ💡」
エル「バスケはいろいろな動きがあってそれを止まる暇もなくやり続けて、身体の接触もあるしとても身体に負担がかかるハードなスポーツだしね。
そんなスポーツで怪我をしないで最高のパフォーマンスを発揮するためには、ある部分だけに負担がかかりすぎないようにいろいろな部分で補い合って効率的な身体の動かし方を習得して、それぞれの機能を最大限に発揮することができるようにトレーニングして準備することが大切なんだって、改めて考えさせられたな😊」