
こぶしを握って出来ることを考えてみてください。
誰かを殴ったり、物を動かしたりは出来るかもしれませんが、そうたいしたことは出来ません。
この握ったこぶしは、もともとは開いた手だったのです。
手を開いてみてください。どれだけのことができるでしょう。
これが心も同じだとアリストテレスは言っています。
心が閉ざされていれば、ごく初歩的なことしかできないかもしれません。
しかし、心を開くことでその可能性は無限に広がるのだという話です。
★コーチと選手の信頼関係★
コーチと選手の信頼関係が、いかにチームの成否に影響を及ぼすのか、ここから容易に想像できます。
心を閉ざしている選手とコーチの関係では、良い結果が残すのは非常に難しいでしょう。
コーチも選手を信頼し、選手もコーチに対して心を開き、無限の可能性を発揮したチームこそが奇跡的な勝利や躍進を成し遂げるのだと思います。
「馬の耳に念仏」とありますが、いくら素晴らしい話をし、素晴らしい技術を紹介しても、聞き手が聞く耳を持っていなければそれが活かされることはありません。
「まずは選手から信頼される存在になること」を大事にしなければなりません。
選手が「このコーチの話なら聞きたい!」と思ってくれるような存在になっていきたいと思います!!