じいちゃんの最後

鈴木良和のブログ







今回はちょっとプライベートなことを書きます。

先日、じいちゃんの四十九日法要が終わりました。

今年の八月中旬に祖父は他界しました。厳格な祖父で、友達を連れていってもその友達に説教してしまうような祖父でした。

ということで、何を迷っているかというと、新作のDVDをどうやって告知しようかってことです僕は母方の祖父を早くに亡くしているので、父方のこのじいちゃんは本当に世話になったし、大学の入学式にまで来てくれたりと何かと気にかけてくれてたじいちゃんでした。


先日、祖母からこんな話を聞きました。

「じいさんがボケる前にね、こんなこと言ってたよ。『わが人生に一片の悔いなし』って」

じいさんと会話ができなくなってから、ずっと聞きたかった言葉で、このまま聞けずに終わってしまうのかと思ってたので、この言葉を聞けて、すごい何とも言えない安堵感がありました。

なんか不思議なんですけど、妙な心の平和が。

僕自身が、人生が終わるときに「満足したな~」と死にたいと思っているので、じいちゃんはどうだったんだろうな~、と気になっていたのです。


話ができるうちに聞いとけばよかったな~ってずっと思ってました。僕が一番嫌いな後悔という言葉。まさにそのもやもやが少し晴れた瞬間でした。




ばあちゃん、ありがとう。

ちょっと自分の心の内側を晒してしまって恥ずかしいブログとなってしまいましたが、たまにはこんな日もあるということで。






 

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