バスケのかてきょコラム 第352号

第352号 ポジティブとネガティブチェック

バスケットボールのようなチームスポーツでは

『主体的な人』と『反応的な人』どちらの選手が多いチームがよりチームワークを高めていくことができるでしょうか。

「チームのために自分には何ができるか」と考えることができる選手、つまり主体的な態度と行動をとれる選手が多くいる方が、よりチームワークを発揮し目標に近づくことができます。

バスケットボールのようなスポーツ空間だけでなく、
日常生活においても、置き換えて考えることができます。

では、主体的な人と反応的な人の違いをその特徴から確認してみましょう。


【反応的な人】

・すぐに気分が悪くなり、ふてくされる

・人を非難する、悪口を言う
・腹を立て、後で後悔するようなこと(人を傷つけるようなこと)をつい言ってしまう

・愚痴を言う、不平不満を言う

・何かが起きるのを待っている

・そうせざるを得ないときだけ変わる

・○○が●●だから、僕はこうなった、こうしたと行動の原因が他にある


【主体的な人】

・すぐに気分を害さない

・自分で選んだことに責任を持つ

・行動する前に考える

・何かあってもすぐに立ち直る

・必ず方法を見つけて事を起こす

・自分にできることに目を向けて、できないことは気にしない

・行動の原因は自分の選択にあると分かっている


皆さんはどちらの傾向が強かったですか?

そして、どちらの方がより良い選手、人間に近づけると思いますか?


誰にも、反応的な側面が多少はあるものですが、

素晴らしいバスケットボール選手として成長していくためにも「主体的な人」になっていければ良いでしょう。


主体的な人は「ポジティブ(前向きな人)」で、

反応的な人は「ネガティブ(批判的な人)」な傾向があります。

心理学の分野では、世の中の人間の中でポジティブ人は1割、ネガティブな人が9割だと言われているという話を聞いたことがあります。

誰でも反応的な側面は持っており、

ポジティブな人ははじめから前向きに物事を考えられる人ではなかったのかもしれません。

しかし、反応的な人間だったのが多くの素晴らしい人々と出会い、影響を受け、変わっていけたのではないでしょうか。

認めてもらえたり、ときには厳しく叱られたりすることを経験しながら主体的に行動することの影響の大きさを実感していきます。


このチェックでまず自分を知るという第一歩を踏み出しました。

この一歩を踏み出したらあとは行動を起こすのみです!

もう一歩を踏み出したら、今の自分よりもっと成長することができるでしょう(^^)

いつまでも成長を楽しめる人間でありたいですね。

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