E「さて、ラックちゃんの朝食はコーンフレークだけで足りるのか、ということだが…🕵」
L「調べるためには専門的な知識を持っている人に聞くのが一番ね!
でも、身近に食事に関しての専門家はいないし…」
E「こんなときの…
『インターネット~』」
L「そうね、インターネットで調べてみるのがいいわね。
食に関しての日本の行政機関といえば…農林水産省かしら。」
E(流した?流された??
その上ラックちゃんは行政についても詳しいのか…
いつも僕の前を行くラックちゃん、くやしい…!!😭)
L「あ、『食事バランスガイド』ってものがあるわ💡
これは私たちの疑問を解決するために役に立ちそうね✨」
E「これはコマかな?
なるほど…このコマの形で『何を』『どれだけ』1日で食べればいいのかわかりやすく表しているんだ💡
このコマがバランスよく回るためには、食事のバランスを考えなくっちゃならないということを表しているんだね😄」
L「もし食べるものの量やバランスが崩れてしまうとコマが倒れてしまうわね😧
ふむふむ…それとどうやら食事量の目安は性別、年齢、活動量によって違ってくるみたい。
みんながひとえに同じ量を食べればいいってわけではないということか…」
E「よし!僕らはどのくらい食べればいいのかチェックしてみよう✨」
L「1日分にどのくらいのエネルギーを摂ればいいかの目安が分かるわね😃
ここから3食のバランスを考えて朝ご飯を決めればよさそうだわ👍」
E「ところで、この表にかいてある目安の『○つ』って、どのくらいの量なんだ?」
L「これはそれぞれの料理のグループをどれだけ食べたらよいかの量を1つ、2つと数えているみたい。
主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの料理グループに分けられていて、それぞれの料理がどのくらいの『つ』になるかが書いてあるわね。
まず、主食はご飯、パン、麺類、穀物食品で、
おにぎり1個、食パン1枚、ロールパン2個分や、お好み焼き、たこ焼き1人分だと『1つ』
ご飯普通盛りなら『1.5つ』
ご飯大盛りやうどん、ラーメン、もりそば、スパゲッティなど麺類1人前が『2つ』
副菜は、野菜料理、いも料理、海藻料理で、
野菜サラダ中皿、片手にのるくらいの小鉢や小皿に入った料理(具だくさんの味噌汁、ほうれん草のお浸し、ひじきの煮物、きのこのソテーなど)、ポテトフライだと『1つ』
野菜の煮物、野菜炒め、いもの煮っころがしなら『2つ』
主菜は、肉、魚、卵、大豆料理で、
納豆1パック、豆腐3分の1丁、目玉焼き卵1個分が『1つ』
魚料理1人前が『2つ』
肉料理1人前が『3つ』
牛乳・乳製品は、
ヨーグルト1パック、スライスチーズ1枚が『1つ』
牛乳瓶1本、コップ1杯が『2つ』
果物は、
みかんほどの大きさのものが『1つ』
リンゴほどの大きさになると『2つ』
これを目安に1日の献立をバランスよく考えていくということね😄!」
E「そうか、1日の食事のバランスを考えるということだね。
もし、朝ご飯でラックちゃんみたいにコーンフレークだけだったとして、その分足りなかった栄養を残りの2食で補っていくと。」
L「でも、それぞれ朝昼夜の食事の中でもしっかりバランスを考えて食事をすることは大切で、
朝食は1日の活動のエネルギ―源になり、身体を目覚めさせる食事を、
昼食はエネルギーの補填を、
夕食は足りない分をカバーする食事を。
それぞれの役割を理解して、朝昼夜とバランスよく食事をするといいわね😃」
E「バランスをしっかり考えて食事をすることが大切だ👍
それぞれの生活のかたちがあるから、そのかたちに合わせた量や摂取バランスを考えていくといいね!
こういうのがわかってくると、自分が食べるものに気を使えるようになるし、食べすぎなときや何を食べればいいか迷ったときにとっても役に立つね✨」
L「この食事バランスの『コマ』はしっかりおこうね👍!」
農林水産省「食事バランスガイド」について
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