第326号 集中力
2段目のブロックのおさらいをしましょう。
自制心を働かせて今自分が取るべき行動を選ぶ。
「観る」「聴く」「没頭する」注意力を発揮して学んだり気づけることを多くする。
決断して行動を起こす勇気を出し、挑戦する。
最後のブロックは、決断力、粘り、不屈の精神、忍耐力を意味する”集中力”です。
注意力を発揮して何か問題に気づく。
そして自制心を働かせて、
今自分がやるべきことを冷静に判断し勇気を出して行動に移す。
この3つの力を発揮できたとします。
しかしすべてがうまくいくことはなく、失敗してしまうことがあるでしょう。
そんなときに、うまくいかなかったからといってあきらめてしまいますか？
ウッデンコーチは言っています。
「UCLAのバスケットボールチームのコーチに就任して以来、我がチームは毎時間、毎日、毎シーズンひたすら努力をした。
14年間ひたすら努力して、
1回も全米優勝を成し遂げられなかった。
しかし、15年目にして初めて優勝し、翌年には再び優勝。その後の10年間で8回の優勝を果たした。
粘れ。
目標を達成する不退転の決意をしろ。
それが集中するということだ。」
自分の信じる道をひたすら突き進み、本当の意味で成功するにはかなりの時間がかかるでしょう。
しかしそこで投げ出してはいけないのです。
自分の信じる道に向かって力を注ぐ決断をし、
それに向かってひたすら突き進む粘り強さを発揮する。
挫折することも何度かあるかもしれません。やり直したり、やり方を変えたりしなければならないこともあるかもしれません。しかしそこを不屈の精神で乗り越え、信じる道を歩み続けましょう。
決めたことに集中することが重要なのです。
「繰り返しても無駄。」
なんて思わないでください。
失敗したときこそ成長のチャンスです。
2段目のピラミッドの石をもう一度振り返り、もう一度挑戦してみましょう！
物事に集中し、それを確実に続ける力が備われば、成功への道が見えてきます。
成功への道を突き進み、「失敗」を「経験」に！