バスケのかてきょコラム~第321号~

第321号 忠誠心

この人のため、このチームのためになら頑張れる。誠実でいられる。

そんな存在があなたの中にはいますか?



これがピラミッドの土台となる「忠誠心」です。

「忠誠心」は2つの礎石、勤勉さと情熱をさらに拡大させます。



直面する課題が大きく、困難を乗り越えられないと思った時みなさんはどうするでしょうか。

もし忠誠を誓える存在があったら、そこに寄り添い心の平和を感じながら自分の課題に取り組めます。

忠誠を誓える存在があるからこそ、自分の力を尽くして課題に取り組めるのです。

そしてそれは敬意を表し、敬意は忠誠心を生み出します。



では、チームレベルで考えてみましょう。

一緒に課題に取り組んでいる仲間同士が忠誠心を抱き合っているとします。

お互いがお互いのために、チーム、コーチ、サポーターのために頑張っている。

忠誠を誓える存在がいることでそれぞれの自尊心が維持され、仲間のために力を発揮しようとします。

そうするとどうでしょう、バラバラだった個人がひとつのまとまりになり強大な力が発揮されるでしょう。



チームは個人の集合体であり、そのバラバラな個人をひとつにまとめあげる接着剤のようなもの、それが忠誠心です。



「one for all all for one」という言葉があります。

一人はみんなのために、みんなは一人のために。私が大好きな言葉です。

前回の友情ともつながりますが、まずは自分から相手に対して忠誠を誓って歩み寄り、力を尽くしていくことで拓ける道があるでしょう。




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