ラック「ねえじゃっぴ、この前言ってた、バスケットボールのルールは最初13個だったって言ってたけど、どんなルールだったの?」
じゃっぴ「知りたいぴか?
その前に、バスケットボールがどうやって始まったかを知る必要があるぴね😉」
エル「あ、ちょっと聞いたことあるな!エルトラックの指導員研究会で確かコーチが教えてくれたよ✨
ジェイムズネイスミスさんがバスケットボールを考えたんだよね!」
じゃっぴ「あら、その通りだぴ!
よく勉強してるぴねエルくん👏」
エル「それほどでも~😊
確か、何とか落としとかいう遊びをヒントにしたって…」
ラック「…ハンカチ落とし!」
じゃっぴ「残念。雄鴨落としぴね😄」
じゃっぴ「雄鴨落としは、石を弧を描くように空中に高く投げ上げて、置いてある小石に当てる昔の遊びで、その遊ぴをヒントにしてゴールをプレーヤーの頭上に水平に設置したんだぴ。
高い場所にリングがあって、上向きというのはバスケットボール特有ぴね👍」
エル「リングが上向きになると、上に高く投げないといけないから、ボールに威力は必要なくなるよね。」
ラック「そうね、思いっきり強いシュートを打ったら弾き飛ばされちゃう🙄」
じゃっぴ「いいところに気づいたぴね!ネイスミス先生はボールの威力を無くすためにリングを上向きにしたと考えられるぴね💡」
ラック「なんでボールの威力を無くしたかったの?」
じゃっぴ「先生は屋内でできる新しいスピーツを考えるときに、アメフト、サッカー、ラクロスなどを取り入れようと試したけれど、失敗。
それから各ゲームの要素を取り出すことにして、ボールを使用すること、タックルなどのラフプレーが起こらないようにゲーム中の安全性や身体接触を少なくすることを基本にしたぴ。
だからボールの威力を無くせば狭い屋内でも安全にスピーツができるって考えたんだぴね👍」
ラック「はぁ~なるほどね~…
だからボールの威力よりもコントロール重視のスポーツになっているんだね!納得✨」
じゃっぴ「ではお待ちかね😄バスケットの始まりが分かったところで、当初の13個のルールを教えてあげるぴよ!」
第1条
ボールはサッカーボールを使用し、片手あるいは両手で、どの方向へパスしてもよい。
第2条
ボールは片手、あるいは両手でどの方向に叩いてもよい。ただし、こぶしでたたくのは禁止する。
第3条
プレーヤーはボールを保持したまま走ることはできない。また、ボールをキャッチした地点からパスしなければならない。かなりのスピードで走っている時にボールをキャッチした場合、もし、ストップしようと努力しているならば一、二歩程度は許されることもある。
第4条
ボールは両手で保持しなければならない。両腕やからだを用いてはならない。
第5条
どのような方法であれ、相手を小突いたり、捕まえたり、押したり、つまずかせたり、たたいたりすることは許されない。この規則の第1回目の違反は1個のファウルとする。2回違反を犯した場合は次のゴールが成功するまで退場とする。もし、故意に相手を傷つけようとするようなプレーであると見なされた場合は、ゲーム終了後まで退場とする。
第6条
第1、2、3、4条で述べたことに1回違反を犯すごとに、1個のファウルとする。
第7条
両チームのどちらかが連続して3個のファウルを犯すと、その相手チームに1ゴールを与える。(「連続」とはその間に相手チームがひとつもファウルをしないという意味である)
第8条
ボールがスローされるか、あるいは、タップされてバスケット内に入ればゴール成功である。もし、ボールがバスケットの縁に止まったり、ショットした時に相手がバスケットを動かしたりした場合もゴール成功と見なされる。
第9条
ボールがコート外に出た場合はそののちに最初にボールを保持したプレーヤーなら誰でもスローインできる。そのとき、スローアーは5秒間だけ相手チームから妨害されないでボールを保持することを許される。もし、どちらのチームのボールとなるか判定がつかないときは副審がその位置からコート内にスローインする。スローインの際に5秒間を超えるとボールは相手側に与えられる。また、スローインの際、どちらかのチームがゲームを遅らせようとした場合、副審はそのチームにファウルを宣告する。
第10条
副審はプレーヤーを審判し、ファウルを記録し、連続3回のファウルがあったときは 主審にこれを知らせる。主審は第5条によってプレーヤーを失格させる権限を有する。
第11条
主審はボールをめぐるプレーを判定し、いつボールがインプレーとなるか、インバウンズとなるか、どちら側のチームにボールが与えられるのかなどを決定する。また、競技時間を計る。さらに、ゴール成功を確認し、その回数を記録する。これらに加えて、他のゲームで主審がいつも担っているような任務も務める。
第12条
競技時間は15分ハーフ制とし、5分間のハーフタイムを置く。
第13条
ゴール成功の多かったほうが勝者となる。もし、同点の場合は両チームのキャプテンの同意をもとに次のゴールが成功するまでゲームを続ける。
ラック「これがバスケの原点…🙄
先生の考えの中で、タックルなどのラフプレーが起こらないように安全性や身体接触を少なくすることを基本にしてたから…アメフトみたいにボールを持ったまま走ったら絶対に衝突するし、危ないもんね。これがちゃんとルールになっているね!」
エル「ねえじゃっぴ、何か違和感があるんだけど…
第3条の「プレーヤーはボールを保持したまま走ることはできない。また、ボールをキャッチした地点からパスしなければならない。」っていうところ。
始めの「ボールを持ったまま走ることはできない」っていうのは理解できたけど、キャッチした地点からパスしなければならないってことは、ドリブルをついて進んではいけないっていう事?」
じゃっぴ「さて、じゃあ次はドリブルについて勉強していくことにしようぴね。」
~つづく~