バスケのかてきょコラム~第302号~

第302号 子どものコーディネーション能力を高める

シュート、パス、ドリブルなどといったスキルを発揮する上で大切な要素のひとつに「運動能力」というものがあります。

今回はそんな運動能力を高めるためのトレーニングの一つである「コーディネーショントレーニング」についてご紹介します!


私たちはコーディネーションの定義を「自分の体を思った通りに動かす能力」としています。

それでは、コーディネーショントレーニングはなぜ行うのか?

まずひとつがトレーナビリティ(より効率的に練習を行えるようになる)の向上により他の練習に時間を使えるようになる。

また、怪我を予防する事ができる。
などがあります。


卓越した身体能力(高く跳べる、足が速い)という武器を持っていても、運動能力が低いことでプレーのレベルは引き下げられてしまいます。

一生懸命、長い時間練習しているのにうまくならない・・・
1人だとうまくいくのに、試合で相手がいるとうまくできない・・・
などこのような悩みを抱えている選手は少なくありません。

これらの原因はいろいろな事が考えられますが、コーディネーション能力の欠如も大きな一つの要因ではないかと考えられます。


ただし注意しないといけないのが、コーディネーション能力を高めても直接的に試合において高いパフォーマンスにつながるわけではないということです。

コーチに教わったことや、見たものを真似する際の学習のスピードを上げること、
つまり、自分の体を思った通りに動かせるようになることがトレーニングの目的になるということです。


いろいろな刺激を加えながらコーディネーション能力を高めていき、選手の運動の可能性の拡大やさらなる成長に貢献できるように一層努力していきましょう!


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本書では、コーディネーショントレーニングを「どうやればいいのか?」や「どのくらいやるか?」、「どんなメニューがあるか?」
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