バスケのかてきょコラム~第294号~

第294号 データ分析で選手のレベルアップを

最近、ジュニアからプロまで多くのチームが練習や試合からデータ分析のツールを使っています。
試合への対策だけでなく、個人のスキルアップやデータの蓄積にも使用されるようになってきました。

データ分析の強みはその客観性にあります。

実際の映像やデータを使用するので、感覚ではなくチーム・個人の強みや弱点が客観的に見えてきます。


コーチや一緒に練習している方が感じたことを伝えようとしても、なかなか場面を想像できなかったり、
言葉で伝わらなかったりということは往々にしてあります。

そこで、実際に行われた映像を見て視覚化したり、データによって注意を向けさせるといった手法を用いるわけです。

よく使われる事例としては、
・良いプレーや修正したいプレーを映像リストアップ
・個人スキルを撮影して修正点を発見
・スタッツをつけて貢献度を測定
といったものは比較的多くの現場でも採用されています。

最近では個人練習専用のアプリも開発され注目を集めています。

映像を撮るだけで、シュートのアーチを測定したり、ドリブルの回数を数えたり、スピードを測定したり・・・

ボールの中にセンサーが入っていてアプリと連動!なんてものもあったりします。

AI技術が進むにつれ、一昔前までは難しかったデータ分析も個人やジュニア期のチームでも活用できるものが増えてきました。

それを使ったら必ずうまくいくというわけではありませんが、
成長を促すための一つのツールとしては活用できるものもあるかもしれません。

ぜひ幅広く情報を探ってみてください。


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今回、ERUTLUC代表であり、バスケットボールチーム CPM(Club Peace of Mind)の監督でもある鈴木が
データ分析の活用についてのインタビュー記事を書いていただきました。

ぜひ目を通してみてください!

SPORTS ABALYTICS LAB




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