バスケのかてきょコラム~第293号~

第292号 目標の定義付け

年が変わったタイミングでこの1年間の目標を決めることで、やるべきことの優先順位が決まってきたり、
モチベーションアップへと繋がったりします。


大きい目標を立てて、その大きい目標を達成するための要素を分解し小さい目標として立てていきます。

大きい目標だけを立ててしまうとなかなか達成できずに途中で折れてしまったりすることもよくあることですよね。


なので、小さい目標を立てて少しずつクリアしていくことで
それが自信になったりステップアップに繋がったりします。

世の中は常に変化しています。

必要とされていることももちろん変わっていくかと思います。


そこで大切なのが目標の定義付けです。

定義とは、言葉の意味を決めることです。

その定義の上質さを吟味し続けなければいけません。


例えば、「シュートを試合で決められるようになる」と目標を立てたとします。
試合で何本決めたいのか?またどうすれば決めることができるのか?ということになります。

そこで「試合でシュートを5本決められるようになるためにシュートの練習を頑張る」とすると、
シュートの練習を頑張るの定義は何??となります。

シュートを決められるようになるにはただ適当に本数打っていればいいのか?

など考えていけばより工夫した練習ができたり考える習慣が身につくはずです。


他にも、ERUTLUCでは1対1の定義を「より得点期待値の高いプレーを実行または演出できる」としています。

そのために何が必要なのか?と考えたときに、ドリブルスキルを磨いた方がいいのか、
判断力を磨いた方がいいのか、またメンタルの部分なのかなど
選手一人一人によって優先順位は変わってきます。


自分で立てた目標にも定義をつけて、そのために必要なことに優先順位をつけることで
今やるべきことが見えてくるのではないでしょうか?

ぜひお子さんと目標に関して話す機会があれば考えてみてください!





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