2019/3/5~3/12 スペインコーチツアーが開催されました!
計6名のコーチ達による学びのツアー
バスケットボールの家庭教師からは、水野慎士指導員 喜屋武盛斗指導員が参加しました。
こちらではツアーを行いながら記した、学びと気づきのレポートを7日間分公開していきます!
5日目
5日目の日中は観光タイムということで、参加者の皆さんで
ガウディの有名な建築であるサグラダ・ファミリアに行きました。
日本語の音声ガイドを聴きながら、1880年代から建設が始まり今尚完成していないサグラダ・ファミリアへのガウディの深い思いを学ぶことができました。お昼はこのツアーで初めてのパエリアを食べました。ツアーガイドのセルヒオによると、スペインでは一般的にパエリアは夜には食べないらしく、お昼に食べるそうです。またバルセロナでは観光客向けの料理店も多く、冷凍されたパエリアを簡単に温めて提供するお店もあるそうです。セルヒオが観光客向けではない美味しいパエリアがあるお店を選んでくれたので、そこで昼食を取ることにしました。ちなみにツアーでは毎回セルヒオが色々なお店を回って現地の人々が通う美味しくて安いお店を厳選してくれます。鶏肉とイカ墨の2つのパエリアを注文し、20分ほど待つと美味しそうなパエリアが出てきました。念願のパエリアを食べることができ、参加者のみなさんもとても嬉しそうでした!
ちなみにガブリエルによると、イタリアでは一般的に夜はパスタを食べず、また昼はピザを食べないそうです。しかも、1日5回食事を取るそうです。午前中に2回簡単に朝食を取り、昼はパスタ、午後にもう一度コーヒーとパンで簡単な食事をし、夜にピザを食べるのが一般的なイタリア人の食事だそうで、とても驚きました。
昼食を食べた後は、ホテルへ戻りつつ街を散策しました。バルセロナの街の中心地まで来ていたので、道も大きく建物も比較的新しい雰囲気でしたが、途中から旧市街に入ると急に道が狭くなり、建物もより古いものになっていきました。アラゴン王が暗殺されそうになった階段や、狭い道の途中に急に現れる広場や市場を通り抜けながら、旧市街の中世的な雰囲気を存分に味わうことができました。
夕方からは、いよいよジュベントゥット対レアルマドリードの試合観戦です。ジュベントゥットは近年は財政難などで苦しんでおり、昨季は12勝22敗でレギュラーシーズン15位でギリギリ残留だったそうです。しかし、今季は好調でプレーオフ圏内におり、2月中旬に開催された国王杯でも準決勝進出を果たしています。準決勝ではレアル・マドリードに敗れて決勝に進出することができなかったため、今日のホームゲームは国王杯のリベンジマッチになります。8000人くらい入りそうなアリーナがほぼ緑のユニフォームを着た観客で満員になっており、会場全体が応援歌を歌って試合前から大盛り上がりしていました。試合はレアルマドリードがリードし7~8点差を常にジュベントゥットが追いかける展開でした。途中何度も点差を縮める場面はありましたが、残念ながらジュベントゥットが負けてしまいました。
今日の試合について色々話をしながらホテルに戻ると、夕食の時間です。いつも通りバルに入ると、8人用の長テーブルが1つだけ置かれた、壁一面に古いワイン棚がある部屋に通されました。中世の世界に入り込んだような雰囲気のある部屋だったこともあり話題が自然とインスタ映えの話になり、そこで今日はガブリエルにインスタ映えを教えようということになりました。参加者が力を合わせて英語でガブリエルにインスタ映えについて教えていると、ガブリエルは理解してくれたようで、それは英語で「インフルエンサースタイル」と呼ばれていると教えてくれました。参加者一同でなるほど!と感心しながら、折角だからガブリエルのインスタ映えの写真を撮ろうということになりました。色々と構図を考えながら、最終的にワイン棚を背景にガブリエルのインスタ映え写真を撮影することができました。こうして5日目の夜も楽しく終えることができました。
筆者:喜屋武 盛斗
▼その他の日にちのレポートはこちら!▼