鈴木良和のバスケットボール指導映像教材新シリーズ 『パス』編がアップデートしました。
バスケットボールの技術や指導を、体系的に、さらにビジネス理論をベースに再構築してお届けする座学《Yoshikaz-Faith》。
その映像に、練習やドリルの実技映像を適宜加えて編集されたのが「今よりもっとうまくさせたい」シリーズです。
どれほど練習で良いパスを出せても、実戦でのパスレベルが自然にあがるとは限りません。
では、どんなことに注意しながら練習をしていけば良いのでしょうか。
『パス』基本編に続いて、まず実戦でのパスレベルをあげるための考え方を整理していきます。
VOL. 9 実戦でのパスレベルをあげる 本編 61’52”
Yoshikaz – Faithとは・・・・・
鈴木良和氏が講師を務める、2008年から始まった年間にわたって展開するラーニングコースの名称です。
Faithは「信念、信条、信義、約束」を意味し、鈴木良和氏が指導にあたって信ずる「原理原則」を体系的に整理するとともに、実践現場での効果を確認し、現場に則した形で落とし込んでいきます。
目次
■ペリミーターでのパス
・実戦的パスの区分け
・ボールの展開
・自分のマークマンに対する工夫
ポケットからパスを出す
出す方向を読ませない
ポジティブスタンスを維持
・レシーバーの状況による工夫
Def.を引き離している場合
Def.がタイトな場合
パスの精度がレシーバーの1対1の有利不利を決める
Def.がオーバーディフェンスしている場合
相手のマークマンの位置とスピードを確認する
・レベルアップのポイント
宮本武蔵「観見二つの目」
オーバーディフェンス▶裏へ
離れていたら▶内側へ
タイトなら▶外へ
パスをもらう前に判断する
「見えていること」と「わかること」は別
判断力を高めるための指導方法
Def.なしの練習
ダミーDef.つきの練習
ライブで練習
フレアに動く選手へのパス
Def.の頭を越えてレシーバーの奥の手に出す
逆サイドへのスキップパス
■ペネトレイトパス
・ペネトレイトパスのポイント
ペネトレイトパスのボトルネック
目の前のDef.の手がボールを触れない場所・触れないタイミングでパスを通す
Def.の手を止める
クイックハンド
クイックハンドドリル(1)ターン&プル
クイックハンドドリル(2)クラップ&キャッチ
クイックハンドドリル(3)北半球クォーター
Def.が離れていたら近づく
・インサイドへのパス
シールしているプレーヤーへのパス
ターゲットハンドへパスを出す
ドリブルで角度を変える
パスで角度を変える
ゴールカットしてくるプレーヤーへのパス
3つのタイミング
■ファーストブレイク
・子どもの指導のポイント
短いパスをいかに速くつないでいくか
つなぎにくるタイミングと場所
・2メン速攻で必要なテクニック
2人の距離は4m〜5m
スペーシングの実験
2ステップパス▶1ステップパス▶タップパス▶タップパスフェイク
2メン・2ステップドリル
2メン・1ステップドリル
2メン・タップパスドリル
2メン・フェイク&パスドリル
■さまざまな状況でのパス
・ヘルプに対するカウンターパス
ドリブルから素早くパスができること
・ハンドオフパス
渡す直前に出す
肩越しに後ろを見ることを習慣化
・状況判断練習
見る範囲を広げる
脳で処理する能力=判断の能力
・「成果」から練習を考える
成果:ミスが減る、チャンスが増えた
目的:試合で起こすミスを減らす
・逃げの姿勢でパスをしない
・ボールの移動でチャンスを作る
・多彩なドリルと目標設定ドリル
多彩なドリルのデメリット
辛抱強さ/集中力の持続性に対するデメリット
目標を決めた練習は達成されるまでやめない
多彩なドリルと目標を設定したドリルを両立させる