SP事業部では様々な形態で多くの子どもたちに傷害予防、パフォーマンスアップのトレーニング機会の提供を行っております!
その中でも今回は出張指導の指導についてレポートを公開します!
▼出張指導先:神奈川県立麻溝台高校
昨年度よりご依頼をいただいており、今回はウォーミングアップとバスケスキルに繋がる身体の使い方の指導です。
その一部をレポートしていきます!
■可動域チェック
最初は胸椎と股関節の可動域チェックを行いました。
可動域の制限があると本来、安定させたい部位を動かさなくてはならなくなるため傷害に繋がりやすくなります。
その制限の原因は単純に柔軟性の問題だけとは限りません。
今回は柔軟性以外にも課題がありそうな部分を探っていきました。

・チェック内容
仰向けで股関節の屈曲を自動(自分の力だけ)で行うチェックを行い、その可動域を見ます。
その後お腹に力が入るような状態を作り、同様にチェックを行います。
→可動域が改善されれば、その選手の可動域制限の原因は柔軟性ではない可能性があります。
→逆に改善しない場合には、ストレッチやマッサージなどが有効かもしれません‼
手足を動かすにしても人間の身体で最初に動き出すのはお腹の筋肉です。
そのため、前もってお腹に力が入るような環境を作ると可動域制限が改善する可能性があります。
■体幹トレーニング「デッドバグ」
腹圧を高めたまま手足を動かす体幹トレーニングです。
ポイントは腰が地面から離れないようにすることです。
実はこのエクササイズ、見た目より結構きついです!
今回はペアが確認役として腰の下に手を入れていますが、一人で行う場合は腰にタオルを入れて自分で引っ張りながらエクササイズを行う事も可能です。

普段体幹トレーニングを行っている彼らでも、「難しい!」「きつい!」が飛び交っていました😊
■バランス
歩行や走行など、動くときには必ず片足で身体を支える必要があります。
自分の意図していない状況でもバランスを取れるように磨いていきます!

■足関節
足関節(足首)は、多方向へよく動く関節ですが、運動中によく動きすぎてしまうのはあまり良くありません。
地面を蹴った瞬間に反発する力を受けとって素早く動いたりしますが、蹴った瞬間に足関節が動き過ぎてしまうと最大限力を受け取れず、むしろアキレス腱断裂の危険さえあります。
そのため、”足関節は固める”ことが重要です!

■ディフェンスフットワーク
大きく分けてスライドステップ、クロスオーバーステップがありますが、今回はその中でもスライドステップの紹介です。
壁を使ったトレーニングから始まり、実際動きながらフットワークの強化を目指しました!

今回のレポートは以上です。
高校生にもなると筋力やパワーがついていてパフォーマンスも高かったです!
ただ、その分使い方が悪いと大怪我に繋がってしまったり、本来発揮できるはずのパフォーマンスが出なくなったりします。
ぜひ今回のトレーニングを日々の練習に取り入れて傷害予防とパフォーマンスアップにつなげてもらえればと思います!
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ERUTLUCでは、バスケットボールだけでなく、スポーツパフォーマンス(パフォーマンス向上のためのトレーニングなど)の出張個別指導・チーム指導も行っています。
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トレーニングの様子も動画で紹介していたりします!
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