我々は子どものスポーツの専門家として、3つのミッションを果たすために仕事をしています。
この3つのミッションを達成することで、これから来る未来に対して準備し、社会に必要とされ続ける事業を行っていきます。
MISSON 1 より多くの子ども達になりうる最高の自分を目指す環境を提供する
MISSON 2 チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する
MISSON 3 世界で最もビジョナリーなコーチチームを作る
MISSION-1
「より多くの子ども達になりうる最高の自分を目指す環境を提供する」
このミッションは、John Woodenという指導者の成功哲学に多大なる影響を受けました。 20世紀最高の指導者と呼ばれたWooden氏。 大学バスケットボール界の名門カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の監督を務め、 1963-1964シーズンから1974-1975シーズンの12年間で10度ものNCAA制覇を果たした伝説の名将です。
全勝で優勝したシーズンが4度、66-67シーズンから7連覇、シーズンをまたいでの88連勝という驚異的な大記録も樹立しました。 そのWooden氏はこう言っています。 「成功とは、なりうる最高の自分になるためにベストを尽くしたと自覚し、満足することによって得られる心が平和な状態のことだ。」 我々は、子ども達にスポーツを指導する者として、この言葉にとても共感しています。 スポーツの世界は勝ち負けが常についてまわります。そして、全員が試合に出られるわけではありません。 子ども達は、たとえ努力をしたとしても必ずしも勝利できるわけではなく、 勝利できたとしても、勝利し続けるチームは日本で1チームだけです。
子どもの頃というのは、成長期でもあります。 早熟型の子と晩成型の子では、体格や体力、スピードに差があります。 3月生まれと4月生まれでは同じ学年でも実質一学年分の差があるのです。晩成型の子が努力をして技術を磨いても、早熟型の子のスピードに圧倒されたり、体格差で圧倒されたりすることもあります。 がんばった子が、必ず勝てるわけではないし、努力さえすれば必ず試合に出られるわけでもないのが、スポーツの厳しい実情です。
毎日山道を1時間登下校している子と、歩いて2分で学校についてしまう子は、小学校の6年間で相当量の運動量の差になります。 生まれた後にずっとだっこされ、おんぶされ、大事にされた子と、自分でハイハイして動き回ったり、 つかんだり投げたりたくさん動いた子とでは、スポーツを始める段階で既に運動能力にかなりの差がでてきます。
子どものスポーツは、それぞれに成長を目指せるという上では公平に機会があると考えることもできます。 しかし、勝利や試合での活躍を成功と定義してしまうと、すでにスポーツを始める段階で平等ではないということが分かります。こういった背景で子ども達を預かる我々にとって、このWooden氏の言葉はまさにスポーツをする子どもたちにも当てはまる成功哲学なのです。
たとえ、勝てない相手がいたとしても、負けてしまった試合があったとしても、 その子がなりうる最高の自分になるためにベストを尽くせたと自覚し、満足することができたのであればそれは成功であると思うのです。 その「最高の自分に近づくための努力」をサポートするのが我々の役割だと考えています。
周りとの比較ではなく、その子がベストを尽くすことを大事にして指導を行っていきたいと思います。 そして、ベストを尽くせるような機会、環境をたくさん作っていきたいと思います。
MISSION-2
「チームスポーツだからこそできることで教育に貢献する」
子どものスポーツに関わっている上で、「教育」は避けて通ることが出来ません。
我々は学校ではできないような教育を、チームスポーツを通して行っていきます。
子どもたちに対して我々がしている仕事というのは自分という人間という「影響力」をどう受け取ってもらえるかと考えています。
子ども達はバスケがうまくなりたくて参加しています。私たちの説教が聞きたくてコートに来ているわけではありません。
だからこそ、まずはバスケがうまくなるためにベストを尽くし、子ども達がまた来たいと思ってくれることが重要です。そして、「このコーチの言う事をもっと聞いてみたい」と思ってもらえるかどうかが重要です。
そういった関係の先に、我々だからこそできる教育がでてきます。親や先生という縦の関係ではなく、子ども同士という横の関係ではなく、斜めの関係だからこそできる様々な教育があるのです。
MISSION-3
「世界で最もビジョナリーなコーチチームを作る」
子ども達にチームワークを説く上で、自分たちがそれを実践できていることが重要だと思っています。
ビジョナリーとは、偉大であり続けるという事です。
ガウディーがサグラダファミリアを設計したのと同じように、このミッションを達成するには長い年月が必要になるかもしれません。
まだその一歩を踏み出したにすぎないですが、世界にインパクトを与えるような組織を目指してコーチチームを作っていきます。
VISION
この活動の未来についての話です。
子ども達にスポーツを通じて関わっていく企業として、大きな夢に向かって毎日ベストを尽くしていきたいと思います。
※2019年度指導員研修『VISIONスピーチ』より
VISION-1
『年間入場者数でディズニーを超える』
VISION-2
『テクノロジー社会の先に備えた人間力教育(リーダーシップ)』
VISION-3
『世界から育成のコーチングを日本に学びに来る』
30年ビジョン
フィロソフィー
クレド
私達は「しあわせ行動指針」をもとに活動をしています。
「し」すべての土台となる信頼
我々の言葉や行動がどれだけ相手に伝わるかの土台となるもの。
この土台なしに安全でワクワクできる環境、成長できる環境の提供はできません。
すべての指導員が真摯さと誠実さをもって指導や運営に当たります。
「あ」活動を続けていくための安全
怪我のリスクを0にすることはできませんが、ベストを尽くし、怪我の対応にもベストを尽くします。
「わ」また来たいと思ってもらえるワクワクする環境
発散、競争、交流、成長、達成など様々な楽しさを提供し、最後に楽しかったという満足感を得てもらえる環境を提供します。
「せ」一人一人がバスケットボールがうまくなるという成長
週に一回という制約条件の中で、意識の変化、トレーナビリティの向上を目指し、最大の成果を考えます。