エル「前編ではゲームのルールのテクニカルデリゲート、コートのライン、ソックス、アクトオブシューティングのルール変更について紹介したよ😊」
ラック「後編では主にドリブル、ファウルのルール変更について紹介していくよ🙌
ファウルについてはルールが大きく変更になるので要チェックだね👀」
変更される項目はこちら🔽(第1条〜第15条は前編にて紹介しています)
- 第1条 ゲーム
- 第2条 コート
- 第4条 チーム
- 第15条 ショット動作(アクトオブシューティング)中のプレーヤー
- 第24条 ドリブル
- 第36条 テクニカルファウル
- 第37条 ディスラプティブファウル
- 第38条 フレグラントファウル
- 審判のシグナル
- スコアシート
- チームの順位決定方法
- インスタントリプレーシステム
第24条 ドリブル
- プレーヤーがライブのボールのコントロールを失うためには3つの条件のうち、いずれか1つに該当しなければならない
- ダブルドリブルの状況における解釈の不一致がなくなる
【ドリブルのルール】
一部変更
プレーヤーは、⼀度ドリブルを終えたあと、次のいずれかによってコート上でライブのボールのコントロールを失った場合を除き、新たなドリブルをすることはできない:
- ショットをする。
- 相⼿プレーヤーがボールに触れる。
- パスまたはファンブルしたボールが、他のプレーヤーに触れる。

旧
プレーヤーは以下のことが起きたときを除き、⼀度ドリブルを終えたあと、新たなドリブルをすることはできない:
- ショットによってライブのボールコントロールが失われる。
- 相⼿プレーヤーがボールに触れる。
- パスまたはファンブルしたボールが、他のプレーヤーに触れる。
第36条 テクニカルファウル
- 性質および深刻度に基づいて2つのカテゴリーに区分される
- テクニカルファウルのカテゴリーに失格・退場の対象にならないものがある
【テクニカルファウルの定義】
一部変更
テクニカルファウルは、その性質および深刻度に応じて、カテゴリー1またはカテゴリー2に分類される。
カテゴリー1のテクニカルファウルはゲームの失格・退場に⾄る累積の対象となり、カテゴリー2のテクニカルファウルはゲームの失格・退場に⾄る累積の対象とならない。プレーヤーによるカテゴリー1のテクニカルファウルは、相⼿チームのプレーヤーとの体の触れ合いのない、または体の触れ合いのある振る舞いであり、以下が該当するが、これらに限るものではない:
- 審判、コミッショナー(同席している場合)、テーブルオフィシャルズ、相⼿チーム、またはチームベンチに座ることを許された⼈物への敬意を⽋く振る舞い、異論表現。【補⾜】ベンチで⽴ち上がり異論表現を⾏うなどの⾏為を含む。
- 観客に対して無作法に振る舞ったり挑発したりする、または煽動するような⾔動をとる。
- 相⼿チームのプレーヤーを挑発したり侮辱したりすること。これには、フレグラントファウルまたはディスクォリファイングファウルに該当する程度には⾄らない、⼿、腕、⾝体またはボールによる接触を含む。
- 相⼿チームのプレーヤーの⽬の前で⼿を振ったり、⼿をかざしたりして視野を妨げる。
- 相⼿チームのプレーヤーと接触することなく、肘を激しく振り回すこと。
- フェイク(ファウルをされたと欺くこと)。

プレーヤーによるカテゴリー2のテクニカルファウルは、相⼿チームのプレーヤーとの体の触れ合いのない振る舞い、またはゲーム運営上の⾏為であり、以下が該当するが、これらに限るものではない:
- バスケットを通過したボールに故意に触れること、スローインやフリースローが遅延なく⾏われるのを妨げること、もしくはゲームや後半の開始前にコートに来るのが遅れることで、ゲームの進⾏を遅らせる。
【補⾜】審判にボールを返さずにゲームの進⾏を遅らせるような⾏為等も上記項⽬に該当する。 - リングをつかんで体重をかける。ただし、ダンクショットのときにやむを得ず瞬間的にリングをつかむことは差し⽀えない。また⾃分や他のプレーヤーが怪我をするのを避けようとしたと審判が判断したときは、リングをつかんでもテクニカルファウルとはしない。
- 最後のフリースローでボールがリングに触れる前にゴールテンディングのバイオレーションをしたときは、オフェンスのチームに1点が与えられ、さらにそのディフェンスのプレーヤーにテクニカルファウルが宣せられる。

旧
テクニカルファウルは、相⼿チームのプレーヤーとの体の触れ合いのない振る舞いであり以下が該当するが、これらに限るものではない:
- 審判からの警告を無視する
- 審判、コミッショナー(同席している場合)、テーブルオフィシャルズ、相⼿チーム、あるいはチームベンチに座ることを許された⼈物への敬意を⽋く振る舞い、異論表現。【補⾜】ベンチで⽴ち上がり異論表現を⾏うなどの⾏為を含む。
- 観客に対して無作法に振る舞ったり挑発したりする、あるいは煽動するような⾔動をとる。・相⼿チームのプレーヤーを挑発したり侮辱したりする。
- 相⼿チームのプレーヤーの⽬の前で⼿を振ったり、⼿をかざしたりして視野を妨げる。
- 肘を激しく振り回す。
- バスケットを通過したボールに故意に触れること、スローインやフリースローが遅延なく⾏われるのを妨げること、もしくはゲームや後半の開始前にコートに来るのが遅れることで、ゲームの進⾏を遅らせる。【補⾜】審判にボールを返さずにゲームの進⾏を遅らせるような⾏為等も上記項⽬に該当する。
- フェイク(ファウルをされたと欺くこと)。
- リングをつかんで体重をかける。ただし、ダンクショットのとき、または⾃⾝を含むプレーヤーが怪我をすることを避けるために、やむを得ず瞬間的にリングをつかむことはテクニカルファウルとはしない。
- 最後のフリースローでボールがリングに触れる前にゴールテンディングのバイオレーションをしたときは、オフェンスのチームに1点が与えられ、さらにそのディフェンスのプレーヤーにテクニカルファウルが宣せられる。
一部変更
チームベンチに座ることを許された⼈物による”カテゴリー1の”テクニカルファウルは、審判、コミッショナー(同席している場合)、テーブルオフィシャルズまたは相⼿チームに対して失礼な態度で接したり、⾝体に触れたりする⾏為、または⼿続き上もしくはゲーム運営上の規則の違反のことをいう。
旧
チームベンチに座ることを許された⼈物によるテクニカルファウルは、審判、コミッショナー(同席している場合)、テーブルオフィシャルズ、相⼿チームに対して失礼な態度で接したり、体に触れたりする⾏為、またゲームの進⾏や運営に⽀障をもたらしたりする規則の違反のことをいう。
一部変更
プレーヤーは、次のいずれかを宣せられた場合、そのゲームの残りの競技時間について失格・退場(ゲームディスクォリフィケーション)となる:
- 2個のカテゴリー1のテクニカルファウル。
- 2個のフレグラントファウル。
- 1個のカテゴリー1のテクニカルファウルと1個のフレグラントファウル。

旧
テクニカルファウルを2個あるいはアンスポーツマンライクファウルを2個、もしくはテクニカルファウルとアンスポーツマンライクファウルを1個ずつ記録されたプレーヤーは失格・退場(ゲームディスクォリフィケーション)となる。【補⾜】「ゲームディスクォリフィケーション」とは、テクニカルファウルやアンスポーツマンライクファウルの累積による失格・退場を指し、ディスクォリファイングファウルでの失格・退場と区別される。
一部変更
ヘッドコーチは、次のいずれかを宣せられた場合、そのゲームの残りの競技時間について失格・退場(ゲームディスクォリフィケーション)となる:
- ヘッドコーチ⾃⾝のスポーツマンらしくない振る舞いにより宣せられたカテゴリー1のテクニカルファウル「C」が2個。
- ヘッドコーチに宣せられたカテゴリー1のテクニカルファウルが3個で、そのすべてが「B」または「BD」、またはそのうち1個がヘッドコーチ⾃⾝のスポーツマンらしくない振る舞いにより宣せられたカテゴリー1のテクニカルファウル「C」である場合

旧
ヘッドコーチは以下の場合、失格・退場(ゲームディスクォリフィケーション)となる。
- ヘッドコーチ⾃⾝のスポーツマンらしくない振る舞いによるテクニカルファウル「C」が2個記録された場合。
- チームベンチに座ることを許された⼈物のスポーツマンらしくない振る舞いによって、ヘッドコーチにテクニカルファウル「B」が3個記録された場合、あるいはそれらのテクニカルファウルとヘッドコーチ⾃⾝のテクニカルファウル「C」とを合わせて3個のファウルが記録された場合。
【テクニカルファウルの罰則】
一部変更
テクニカルファウルが宣せられたときは、次のように記録する:
- プレーヤーの場合は、“カテゴリーにかかわらず”、そのプレーヤーに1個のテクニカルファウルを記録し、チームファウルに数える。
- チームベンチに座ることを許された⼈物の場合は、ヘッドコーチに1個の“カテゴリー1の”テクニカルファウルを記録し、チームファウルに数えない。
旧
テクニカルファウルが宣せられたときは、次のように記録をする:
- プレーヤーの場合は、そのプレーヤーに1個のテクニカルファウルが記録され、チームファウルに数える。
- チームベンチに座ることを許された⼈物の場合は、ヘッドコーチに1個のテクニカルファウルが記録され、チームファウルに数えない。
エル「テクニカルファウルのカテゴリーが2つに分かれることで、悪質さに見合ったファウルになるね🤔」
ラック「つまり、挑発・侮辱行為やフェイクといったスポーツマンシップ上の違反で、カテゴリー1は失格退場の対象になるもの。
カテゴリー2はゲームを遅延させたり、リングに体重をかけて掴んだり、最後のフリースローでのディフェンスによるゴールテンディングといったゲーム運営上の違反で失格退場の対象にならないということね💡」
エル「テクニカルファウルについても大きな変更だけど、アンスポーツマンライクファウルも大きく変更しているみたいだからチェックしないと!👀」
第37条 ディスラプティブファウル
- 従来のアンスポーツマンライクファウルが2種類のファウルに置き換えられる
- ディスラプティブファウルは失格・退場の対象とならない

【ディスラプティブファウルの定義】
一部変更
ディスラプティブファウルとは、フレグラントファウルの⽔準に達しないものの、ゲームの流れを妨げ、相⼿チームに不利益を与える、プレーヤーによる相⼿プレーヤーへの不当な触れ合いである。
ディスラプティブファウルの判定基準は次のとおりとする:
- オフェンスの進⾏を妨げるため、ディフェンスのプレーヤーがボールに対して正当に直接プレーしようとせずに⽣じさせた必要のない触れ合い。これはオフェンスのプレーヤーがショットの動作(アクトオブシューティング)に⼊るまで適⽤される。
- 各クォーターやオーバータイムの終了間際で、コート上のいずれの場所においても、ゲームクロックやショットクロックを⽌めるため、ディフェンスのプレーヤーがボールに対して正当に直接プレーしようとせずに⽣じさせた必要のない触れ合い。
- 以下のいずれかの状況で、相⼿チームのバスケットに向かって進⾏しているプレーヤーとそのバスケットとの間に、進⾏しているプレーヤーの相⼿プレーヤーが全くおらず、進⾏しているプレーヤーの後ろまたは横から起こす不当な触れ合い。これはオフェンスのプレーヤーがショットの動作(アクトオブシューティング)に⼊るまで適⽤される。
ー進⾏しているプレーヤーがボールをコントロールしている状況、もしくはー進⾏しているプレーヤーがボールをコントロールしようとしている状況、もしくは
ー進⾏しているプレーヤーへのパスのボールが放たれている状況。
【補⾜】パスされ空中にあるボールは、ファウルがなければ、進⾏しているプレーヤーによってコントロールされることが想定できる場合

旧
アンスポーツマンライクファウルは、プレーヤーによる体の触れ合いを伴うファウルであり、以下が該当する:
- ボールに対するプレーではなく、かつ、正当なバスケットボールのプレーとは認められない相⼿プレーヤーとの触れ合い。
- プレーヤーがボールや相⼿プレーヤーに正当にプレーしようと努⼒していたとしても、過度に激しい触れ合い(エクセシブハードコンタクト)。
【補⾜】「相⼿プレーヤーへの正当なプレー」とはボールを持っていないオフェンスのプレーヤーに対するディフェンスなど、正当なバスケットボールのプレーを指す。 - オフェンスが進⾏する中で、その進⾏を妨げることを⽬的としたディフェンスのプレーヤーによる必要のない触れ合い。これはオフェンスのプレーヤーがショットの動作(アクトオブシューティング)に⼊るまで適⽤される。
- 以下のいずれかの状況で、相⼿チームのバスケットに向かって進⾏しているプレーヤーとそのバスケットとの間に、進⾏しているプレーヤーの相⼿プレーヤーが全くおらず、進⾏しているプレーヤーの後ろあるいは横から起こす不当な触れ合い。これはオフェンスのプレーヤーがショットの動作(アクトオブシューティング)に⼊るまで適⽤される。
ー 進⾏しているプレーヤーがボールをコントロールしている状況、もしくは
ー 進⾏しているプレーヤーがボールをコントロールしようとしている状況、もしくはー 進⾏しているプレーヤーへのパスのボールが放たれている状況。
【補⾜】パスされ空中にあるボールは、ファウルがなければ、進⾏しているプレーヤーによってコントロールされることが想定できる場合。
一部変更
審判は、プレーヤーの起こしたアクションのみを基準として、ゲームをとおして⼀貫性を持ってディスラプティブファウルの判断を⾏わなければならない。
旧
審判は、プレーヤーの起こしたアクションのみを基準として、ゲームをとおして⼀貫性を持ってアンスポーツマンライクファウルの判断を⾏わなければならない。
【ディスラプティブファウルの罰則】
一部変更
ファウルをしたプレーヤーに、1個のディスラプティブファウルが記録され、チームファウルに数える。

旧
ファウルをしたプレーヤーに、1個のアンスポーツマンライクファウルが記録される。
第38条 フレグラントファウル
- 従来のアンスポーツマンライクファウルが2種類のファウルに置き換えられる
- フレグラントファウルは失格・退場の対象となる

【フレグラントファウルの定義】
新規追加
フレグラントファウルとは、スポーツマンシップおよびフェアプレーの精神に反し、その性質および/または深刻度により、パーソナルファウルまたはディスラプティブファウルの範囲を超える、プレーヤーによる相⼿プレーヤーへの不当な触れ合いである。フレグラントファウルの判定基準は次のとおりとする:
- ボールの有無にかかわらず、相⼿プレーヤーに対する正当なバスケットボールのプレーではない⾏為。
- 相⼿プレーヤーに怪我を与え、または与えるおそれのある、無謀、暴⼒的または危険な⾏為。
- ボールまたは相⼿プレーヤーにプレーしようとする際の、過度に激しい触れ

新規追加
審判は、プレーヤーの起こしたアクションのみを基準として、ゲームをとおして⼀貫性を持ってフレグラントファウルの判断を⾏わなければならない。
【フレグラントファウルの罰則】
新規追加
ファウルをしたプレーヤーに、1個のフレグラントファウルが記録され、チームファウルに数える。

新規追加
ファウルをされたプレーヤーにフリースローが与えられたあと:
- そのチームのフロントコートのスコアラーズテーブルの反対側にあるスローインラインからのスローインで再開する。
- 第1クォーターをはじめる場合は、センターサークルでのジャンプボールになる。フリースローは以下のとおり与えられる:
・ショットの動作(アクトオブシューティング)中ではないプレーヤーがファウルをされたとき:2本のフリースロー。
・ショットの動作(アクトオブシューティング)中のプレーヤーがファウルをされ、そのショットが成功したとき:得点が認められ、さらに1本のフリースロー。
・ショットの動作(アクトオブシューティング)中のプレーヤーがファウルをされ、そのショットが不成功だったとき:2本または3本のフリースロー。
新規追加
プレーヤーは、次のいずれかを宣せられた場合、そのゲームの残りの競技時間について失格・退場(ゲームディスクォリフィケーション)となる:
- 2個のフレグラントファウル。
- 2個のカテゴリー1のテクニカルファウル。
- 1個のカテゴリー1のテクニカルファウルと1個のフレグラントファウル。

新規追加
プレーヤーが38-2-3(上記)に則り失格・退場になる場合、フレグラントファウルによる罰則のみが与えられ、失格・退場による追加の罰則は与えられない。
エル「今までのアンスポーツマンライクファウルとされる基準が【ディスラプティブファウル】と【フレグラントファウル】という2つのルールに分類されたということだね🤔」
ラック「罰則を見ると、ディスラプティブファウルとフレグラントファウルのフリースローを与え方と再開する方法は今までのアンスポーツマンライクファウルと同じになっていて、フレグラントファウルは失格・退場の対象になるみたい💡」
エル「今までのアンスポーツマンライクファウルの基準が区別されたことで、より重大なファウルが失格・退場につながって、そこまで達しないファウルはパーソナルファウルより罰則は重いけれど失格・退場までにはならなくなったんだ!
・パーソナルファウル
・ダブルファウル
・テクニカルファウル
・ディスラプティブファウル
・フレグラントファウル
・ディスクォリファイングファウル
・ファイティング
しっかり整理しておかないとね🔥」
参考、引用:2027 バスケットボール競技規則 主な変更点





