エル「今日の練習で友達と言い合いになったんだ…」
ラック「それは解決できたの?」
エル「コーチがお互いの話を聞いてくれて、僕は自分の言いたいことばかり言って友達のこと考えていなかったなって😔
コーチが言っていたのが、相手のことを理解しようとしているか?自分の言いたいことを言うだけになっていないか?それだと、相手に自分の伝えたいことが伝わらないよってね。」
ラック「相手の話にもちゃんと耳を傾けることが大切だね😊
コミュニケーションにはいくつかパターンがあると聞いたことがあるよ。
- 全ての話を聞き入れる、受け入れる全受容
- 一部分だけを聞き入れる、受け入れる部分受容
- 否定的に聞いたり反論したりする拒絶
- 聴こうとしなかったり、聞き流したりする無視
といった形で相手は自分の話を受け取っているんだって。」
エル「友達と言い合いになったときは、お互い『拒絶』のコミュニケーションをしていたということなのかな💦
無視もコミュニケーションの一つになるんだね😳
つまりは、自分の言ったことをどれくらい受け止めるかは受け取る側に委ねられているということか…🤔
自分が言ったことは、いつも相手が全部受け止めてくれるとは限らないんだね💦」
ラック「友達同士でもそうだけど、立場がリーダーだったりコーチだったりチームを引っ張っていく存在だったとしても、指示したことが全受容されているとは限らないんじゃないかな🤔
リーダーが言っていることを受け止める仲間達の信頼残高がなかったら、リーダーが言っていることの全受容は難しいかもしれないよね…」
エル「僕は教えてもらっているコーチの話はよく聞けるんだ💭
コーチは僕の話をよく聞いてくれるし、僕の立場に立って考えてくれるんだよ。人の話を聞かないで自分の話ばかりするのは、聞く耳を持てなくなっちゃうな💭」
ラック「『言うこと』と『伝えること』のちがいだね💡
コーチは自分の言いたいことを言うだけじゃなくて、選手がどう思っているのか、どうしたかったのか、とかをちゃんと聞いてくれて、その上で私たちにいろいろ伝えてくれるから私たちもちゃんと聞くことができるんだよね☺️」
エル「そういうコミュニケーションの仕方だから、言っていることがよく伝わってくるんだ😃
自分が言いたいことを言うことが目的だと、相手がどんな状態なのか、聞く耳が立っているかどうかを考えないコミュニケーションになってしまうよね☝🏻
結局僕は、言いたいことを言うのが目的になってしまっていたんだな🤔それじゃあ伝わらないはずだ…」
ラック「言いたいことが伝わることが目的になっていれば、相手の状態、相手が聞く耳を立ててくれているかどうかというのがとても大事になってくるって考えられるよね☝🏻」
エル「僕たちは、『言いたいことを言う』というのが目的じゃないし、『言いたいことを伝えた結果、チームが良くなること』が目的のはずだから、目的を履き違えないように気をつけよう💭
何かを伝えたいと思ったら、まずは相手に聞く耳を持ってもらえるようにしなくちゃだね🤔そのためにできることは…」
ラック「『相手が自分を信頼してくれたらそれを返す』ではなく相手がこちらを理解しようという姿勢を持っていなかったとしても、こちらから相手を理解しようすること!」
エル「相手を理解することから始めると、自分が言いたいことが伝わることに繋がるんだね。これからの仲間とのコミュニケーションの仕方が変わっていきそうだ😊」