【コインフリップ】3×3コート、チーム、プレーイングレギュレーション【チェックボール】

前回|3人制と5人制バスケのちがい

ラック「3×3の特有のルールと5人制とのちがいが確認できたよ😊
その中でも聞きなれないルールがあったから、どんなルールなのか確認したいな🙌🏻」

エル「3×3の詳しいルールを一緒に確認していこう☝🏻」

コートの配色

3つの色でマーキングしなければならない|制限区域とツーポイントエリア、コートの残りのエリア、アウトオブバウンズエリア(黒)

ツーポイントライン、ツーポイントフィールドゴールエリア

3×3では、バスケットボールのスリーポイントゴールエリアが、ツーポイントゴールエリアとなる。またスリーポイントラインがツーポイントライン(アーク)となる。

コートの大きさ

横15m、縦11m(ノーチャージセミサークルはバスケットボールと同じサイズ)

バウンダリライン

バスケットの後ろ|ベースライン
バスケットの向かい側|エンドライン
両サイドライン

スコアラーズテーブルと交代席

エンドラインの後ろ(バスケットを正面に見て左手)隣に交代席を2席(各チーム1席ずつ)

ラック「コートの大きさは、5人制に比べて大体半分なのね💡そして、5人制でのスリーポイントラインは3×3では『アーク』と言われているんだ😃」

エル「3×3では、ゴールによる得点が

  • フリースローによるゴール1点
  • アークの内側(ワンポイントフィールドゴールエリア)から放たれたゴール1点
  • アークの外側(ツーポイントフィールドゴールエリア)から放たれたゴール2点

とされているよ🙌🏻」

ラック「得点が1点と2点で加算されていくということだね😊」

エル「プレーイングコート以外でも、ボールの大きさや重さも3×3用で規定されているよ☝🏻」

大きさ|6号球

重さ|7号球

ラック「この規定には何か理由がありそう…🧐」

エル「ボールの大きさは、スピード重視の競技の特性上考慮されていて、重さは、屋外での競技で風の影響などを受けやすいから重めに規定されているみたい💡」

  • プレーする資格のある4人以内のチームメンバーとする(コート上のプレーヤーが3人、交代要員が1人)
  • コーチがコート内に入る、交代席に座る、コートの外から指示をすることなどは禁止されている
  • 交代要員はチームメイトがコートの外に出たときにプレーヤーとなる

ラック「4人でチームメンバーを組むんだ😳しかも、コーチはいないんだね💭」

エル「チームのコーチがいたとしても、コーチは指示を出すことはできないし、交代席に座ることもできないよ☝🏻

もし指示を出していたり、それに返事をする、うなずくなどの行為をした場合、チームに1回の警告、その後にも同じ違反があった場合はテクニカルファウルを宣せられるんだ💦」

コインフリップでゲーム開始時の最初のポゼッションを決める。コインフリップに勝ったチームは、ゲーム開始時または、オーバータイムが実施された場合のその開始時のポゼッションのいずれかを選択できる。

コインフリップ|チームAにコインの色を選択させる、両チームのコインの色を確認し、コインを指で弾いてフロアに落とすか、弾いたコインを手の甲でキャッチ。出たコインの色のチームに、ゲーム開始時かオーバータイム開始時のポゼッションを選択させる。

ラック「5人制はジャンプボールで最初のポゼッションが決まるけれど、3人制はコインフリップで決めるんだね!だから、3×3ではジャンプボールがないということなんだ😊」

エル「ジャンプボールなしで最初のポゼッションが決まるし、5人制ではジャンプボールシチュエーションがあったときにはオルタネイティングポゼッションのルールが適用されるけど、3人制ではそのルールはなくて、『最後にディフェンスだったチーム』にポゼッションが渡るんだよ☝🏻」

  • 規定の競技時間(10分間)終了を知らせるブザーが鳴る、もしくは、どちらかのチームが21点または22点を競技時間内に獲得するか、いずれかが起きた時点で終わる
  • オーバータイムは、どちらかのチームが2点以上を獲得したときに終わる

ラック「10分間という競技時間はあるけれど、その競技時間が終わる前に21点以上取れば試合が終わるのは5人制とは大きくちがうところだね🙌🏻」

エル「21点以上取って試合が終了することは『ノックアウト』と呼ばれているよ☝🏻」

【ルール】

ボールがデッドになり、かつチェックボールまたはフリースローが行われる前にどちらのチームにも認められる。

【手順】

  1. 交代要員は、ボールがデッドで、かつゲームクロックが止まっている間に、審判やテーブルオフィシャルズに事前の申請をせずに交代してゲームに出場することができる
  2. 交代はバスケットの向かい側のエンドラインの外で行わなければならず、審判やテーブルオフィシャルズの合図を必要としない

ラック「テーブルオフィシャルズへの申請は必要なくて、ボールかデッド、ゲームクロックが止まっていれば自由に交代できるんだ💡チェックボールって、5人制にはないルールだね🤔」

エル「3×3特有のルール『チェックボール』のルールを確認しよう☝🏻」

【ルール】

ボールがデッドになったあとで、どちらかのチームに与えられるポゼッションは、アーク外側のコートのトップでボールをディフェンス側からオフェンス側へ受け渡されるチェックボールで始まる。

【手順】

  1. チェックボールを行うオフェンスプレーヤーは、バックボードに正対してアークの外側のトップに位置し、足はアークの外側やアークに触れてはいけない
  2. オフェンスのプレーヤーに正対したディフェンスのプレーヤーは、オフェンスのプレーヤーがボールをコントロールできるように、通常のバスケットボールのパスで手渡すかバウンドさせて相手にボールを渡さなければならない
  3. チェックボールを行うオフェンスとディフェンスのプレーヤーの間に適切な距離(約1m)がなければならない(FIBA公式大会では、3×3のロゴを採用する。オフェンスとディフェンスの両プレーヤーはロゴに触れないよう、ロゴの長い方の辺に沿って正対する)

※ゲーム中に、ディフェンスとオフェンスのプレーヤーの位置に問題がなく、正しくチェックボールが行われていれば、審判は何もする必要はなくプレーヤーにチェックボールを行わせる。プレーヤーが正しいポジションではない、またはチェックボールを誤った方法で行われようとしている場合は、チェックボールを正しく行うために、審判がボールをディフェンスプレーヤーにパスをしてからチェックボールを開始させる。

※規定の競技時間やオーバータイムの開始時には、審判がディフェンスのプレーヤーにボールを渡してからチェックボールを行う。

ラック「3×3ではチェックボールで試合が始まって、アウトオブバウンズやシュート前のファウルといった5人制ではスローインになる場面でチェックボールのルールが適用されるんだ😃」

エル「アウトオブバウンズからのスローインはなくて、ボールがデッドになった後はトップの位置からのチェックボールで試合が再開されるよ☝🏻」

ラック「じゃあ、シュートが入ったあともデッドになるからチェックボールで再開されるの?」

エル「3×3ではシュートが入ったあとはデッドにならないんだよ🙌🏻
シュートが入ったあとは『クリア』をすればシュートを狙い始めることができるんだ💡
その『クリア』というルールも含めて、3×3のバイオレーションのルールの確認をしていこう✨」

つづく

参考、引用:2022 3×3競技規則・3×3公式解説(インタープリテーション)202204、JBA3x3official web site

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