エル「バイオレーションのルールの改訂、最後は『プレーエリアを制限するルール』について確認していこう☝🏻」
ボールをバックコートに返すこと
- ボールを不当にバックコートに返されたとされる場合
- ボールをバックコートに返すことの罰則
ゴールテンディング、インタフェアレンス
- インタフェアレンスになる場合の「ゴール」
- ゴールテンディング、インタフェアレンスの罰則
【ボールをバックコートに返すこと】
新
以下の場合、ボールは不当にバックコートに返されたことになる。
フロントコートでライブのボールをコントロールしているチームのプレーヤーに最初に触れた場合。あるいは、
・体の一部がバックコートに触れているそのチームのプレーヤーに最初に触れた場合。あるいは、
・そのチームのバックコートに触れたあと、そのチームのプレーヤーに最初に触れた場合。
旧
以下の場合、ボールはルールを違反してバックコートに返ったことになる。
（以下省略）
ラック「センターラインが誕生してからバックコートとフロントコートって区別されるようになって、自チームのゴール側のコートをバックコートと呼ぶんだよね💡」
エル「そうだね。フロントコートに進めたボールをバックコートに返すことは違反となるルールでプレーエリアを制限したんだ🤔」
ラック「ミニバスではそのコートの区別がないけれど、バスケットボールではそのプレーエリアの制限を違反するとバイオレーションなのね💡」
エル「罰則の記述も前年度とは変わっているから確認するよ💁🏻♂️」
新
バックボードの真後ろを除く、規則の違反（ファウルやバイオレーション）起こった場所に最も近いフロントコートのアウトオブバウンズから行うスローインのボールが相手チームに与えられる。
ラック「スローインの位置は、スローインが与えられるチームのフロントコートからになるということだね。このとき、ショットクロックも確認しないといけないわ☝🏻」
エル「スローインの位置によってショットクロックの残り時間が変わることもあるから、審判はそこまでしっかり確認しないとね🤔」
【ゴールテンディング、インタフェアレンス】
- ゴール、あるいは最後のフリースローのとき、ボールがリングに触れている間に、プレーヤーがバスケットあるいはバックボードに触れる。
追加
（補足）ここでの「ゴール」とは、ゲームクロックが動いていて、ボールがライブの状態でのショットのゴールを指す
新
ディフェンスプレーヤーが、最後のフリースローの間にバイオレーションをした場合は、オフェンスのチームに1点が与えられ、そのディフェンスプレーヤーにテクニカルファウルが宣せられる。
旧
ディフェンスプレーヤーが、最後のフリースローのときにゴールテンディングのバイオレーションをした場合は、オフェンスのチームに1点が与えられ、そのディフェンスプレーヤーにテクニカルファウルが宣せられる。
追加
（補足）フリースローのショットはボールがリングに触れた時に終了するため、テクニカルファウルは最後のフリースローのボールがリングに触れるまでにゴールテンディングあるいはインタフェアレンスのバイオレーションが起きた場合に宣せられる。
ラック「ゴール付近にもプレーエリアが設けられていることで、シュートの妨害を防ぐことができるね😊」
エル「プレーヤー同士で揉めることなく、クリーンでエキサイティングなバスケットボールのゲームにするためには制限も必要。ルールに守られながら全力を尽くしてプレーできるって、スポーツのおもしろさだと思うな〜😌✨」
参考、引用：2023バスケットボール競技規則公式解説、FIBAバスケットボール競技規則変更点サマリー20230208
