【請求できる人は?】タイムアウトと交代の改訂2023【フリースローのセット】

エル「プレーの規定の改訂、最後はタイムアウトと交代を確認していこう☝🏻」

ラック「タイムアウトを請求するタイミングや、誰をいつ交代させるかというのは、チームの勝利につながる一つの戦術だよね🤔✨」

エル「コーチが請求する『タイムアウト』、交代要員が請求する『交代』をスムーズに滞りなくできるように、新しくなったルールを確認していこう!」

タイムアウト

  • 両チームのヘッドコーチもしくはファーストアシスタントコーチがタイムアウトを請求
  • タイムアウト、インターバル中の待機

交代

  • 交代要員もしくはプレーヤーになる時機
  • 交代を知らせる
  • フリースローシューターの交代
  • フリースローのセット

【タイムアウト】

両チームのヘッドコーチもしくはファーストアシスタントコーチがタイムアウトを請求したときは、先に請求したチームのタイムアウトとする。ただし、規則の違反(ファウルやバイオレーション)が宣せられていない状況で、相手チームがゴールで得点したときに認められるタイムアウトは、請求の後先に関係なく得点されたチームのタイムアウトとする。

両チームのヘッドコーチがタイムアウトを請求したときは、先に請求したチームのタイムアウトとする。ただし、ファウルやバイオレーションが宣せられていない状況で、相手チームがゴールで得点したときに認められるタイムアウトは、請求の後先に関係なく得点されたチームのタイムアウトとする。

タイムアウト中、もしくは第2クォーター、第4クォーター、各オーバータイムの開始前のプレーのインターバル中、プレーヤーはコートから離れてチームベンチに座ってもよいし、チームベンチに座ることを許された人物はチームベンチエリアの付近であればコートに入ってもよい。

タイムアウトの間、プレーヤーはコートから離れてチームベンチに座ってもよいし、チームベンチに座ることを許された者はチームベンチエリアの近くであればコートに入ってもよい。

最初のフリースローのボールがフリースローシューターに与えられた後にタイムアウトの請求があった場合、以下の時にどちらのチームにもタイムアウトが認められる。

  • 最後のフリースローが成功したとき
  • 最後のフリースローの後にスローインが続く場合で、最後のフリースローが成功しなかったとき
  • 与えられたそれぞれのフリースローの間にファウルが宣せられたとき。この場合、ルールの中で別途規定がある場合を除き、元々与えられていたフリースローのセットを行ったあと、タイムアウトは新しいファウルの罰則が行われる前に認められる。
  • 最後のフリースローのあと、ボールがライブになる前にファウルが宣せられたとき。この場合、タイムアウトが認められたあと、新しいファウルの罰則が行われる
  • 最後のフリースローのあと、ボールがライブになる前にバイオレーションが宣せられたとき。この場合、タイムアウトが認められたあと、スローインになる

2個以上のファウルに対してそれぞれの罰則に定められているフリースローの「セット」やボールのポゼッションが続けて適用される場合は、それぞれの「セット」は個別に扱われる

【補足】この場合、それぞれの「セット」やスローインの前にタイムアウトが認められる

  • 最後のフリースローが成功したとき
  • 最後のフリースローが成功しなかった場合は、あとにスローインが続くとき
  • 与えられたそれぞれのフリースローの間にファウルが宣せられたとき。この場合、ルールの中で別途規定がある場合を除き、元々与えられていたフリースローを行ったあと、交代は新しいファウルの罰則が行われる前に認められる。
  • 最後のフリースローのあと、ボールがライブになる前にファウルが宣せられたとき。この場合、タイムアウトが認められたあと、新しいファウルの罰則が行われる
  • 最後のフリースローのあと、ボールがライブになる前にバイオレーションが宣せられたとき。この場合、タイムアウトが認められたあと、スローインになる。2個以上のファウルに対してそれぞれの罰則に定められているフリースローの「セット」やボールのポゼッションが続けて適用される場合は、それぞれの「セット」は個別に扱われる。

【補足】この場合、それぞれの「セット」やスローインの前にタイムアウトが認められる

【交代】

次の場合を除き、交代が認められたときは、ゲームクロックが一度動いたあと、次にゲームクロックが止められ、ボールがデッドとなるまで、交代要員となったプレーヤーは再びプレーヤーとなることはできず、プレーヤーとなった交代要員は再び交代要員となることはできない:

  • そのプレーヤーを除くとそのチームが5人のプレーヤーを出場させることができない場合。
  • 誤りの訂正によってフリースローを与えられるプレーヤーが、通常の交代をしてチームベンチに戻っていった場合。

交代が認められた時は、ゲームクロックがいったん動いたあと、次にボールがデッドでゲームクロックが止められたときでなければ、チームベンチに戻った交代要員は再びゲームに出場することはできないし、交代して出場したプレーヤーも再び交代してチームベンチに戻ることはできない。

ただし、次の場合はゲームクロックが動かなくても交代が認められる:

  • そのプレーヤーを除くとそのチームが5人のプレーヤーを出場させることができない場合。
  • 誤りの訂正によってフリースローを与えられるプレーヤーが、通常の交代をしてチームベンチに戻っていった場合。

インタープリテーションへ追加

条文:プレーヤーとなった交代要員は、ゲームクロックが動いたあと再び交代が認められる時機になるまでは、交代することはできない。【補足】交代要員となったプレーヤーも同様とする。

例:B1はB6と交代した。ゲームクロックが動き始める前に、B6はファウルを宣せられた。これはB6の

(a)3個目
(b)5個目

のファウルであった。

解説:

(a)B6はゲームクロックが動いたあと再び交代が認められる時機になるまでは、交代することはできない。
(b)B6は交代しなければなたない

交代が認められる時機が始まったとき、タイマーはブザーを鳴らし、交代の申し出があることを審判に知らせる。(補足)国内大会においては審判に交代の申し出があることを知らせるためのブザーはスコアラーが鳴らす。

タイマーは、「交代が認められる時機」が始まったらできるだけ早くブザーを鳴らし、交代の申し出があることを審判に知らせる。(補足)国内大会においては審判に交代の申し出があることを知らせるためのブザーはスコアラーが鳴らす。

  • 怪我をした場合
  • 5個のファウルを宣せられた場合
  • 失格・退場になった場合

これらの場合、そのフリースローはフリースローシューターと交代したプレーヤーが行わなければならない。交代して代わりにフリースローを行ったプレーヤーは、フリースローのあと、ゲームクロックが一度動いた後でなければ再び交代要員となることはできない。

これらの場合、そのフリースローはフリースローシューターと交代したプレーヤーが行わなければならない。交代して代わりにフリースローを行ったプレーヤーは、フリースローのあと、ゲームクロックがいったん動いた後でなければ交代してチームベンチに戻ることはできない。

最初のフリースローのボールがフリースローシューターに与えられた後に交代の申し出があった場合、以下の時にどちらのチームにも交代が認められる。

追加

与えられたそれぞれのフリースローの間にファウルが宣せられたとき。この場合、ルールの中で別途規定がある場合を除き、元々与えられていたフリースローのセットを行ったあと、交代は新しいファウルの罰則が行われる前に認められる。

ラック「タイムアウトは回数と時間が決められているけれど、交代は何回してもいいしその時間が決められているわけではないよね💭」

エル「タイムアウトも交代も試合を中断するわけだから、決められた時間や回数を守ることが大事なんだ。

タイムアウトの時間や回数を守れなかったり、交代に時間をかけすぎちゃうことは『ディレイオブゲーム』っていって、試合を遅延させる行為として『テクニカルファウル』になってしまうよ💦」

ラック「審判が、いつタイムアウトまたは交代が認められる時機なのかをしっかり理解しておくことで、スムーズな試合運営につながってくるんだろうな〜🤔✨」

参考、引用:2023バスケットボール競技規則公式解説、2022FIBAバスケットボール競技規則変更点サマリー20230208

友だち追加

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
PAGE TOP