【タップのバイオレーション】ジャンプボールとオルタネイティングポゼッションの改訂2023【アローの向き】

エル「前回、プレーの規定の改訂を一部紹介しました💁🏻‍♂️

今回はプレーの規定の中の『ジャンプボールシチュエーションとオルタネイティングポゼッション』の改訂について確認していくよ🙌🏻」

ラック「バスケットボールの試合を始めるジャンプボールは、試合の中で一回だけしかやらないけど、たくさんルールがあるんだね🤔」

エル「昔は、試合開始のジャンプボールに加えて、ヘルドボール、ゴール後、ファウルが起きた後、各クォーターやオーバータイムの始まりもジャンプボールからの試合再開だったんだ☝🏻

それが、1930年代にゴール後はエンドラインからのスローインでの再開になって、2003年からオルタネイティングポゼッションというルールができたことでヘルドボールや各クォーター、オーバータイムの開始はオルタネイティングポゼッションでのスローインになったんだって💡」

ラック「今でも『ジャンプボールシチュエーション』っていう言葉があるけれど、昔の名残で残っているのかな🤔オルタネイティングポゼッションはバスケットボールに大きな変革をもたらしたルール変更だったんだね👏🏻」

ジャンプボールとオルタネイティングポゼッション

  • ジャンプボールのタップは、ボールが下降を始めた後
  • タップした後のジャンパー
  • ジャンプボール後のオルタネイティングポゼッションアローの向き

【ジャンプボール、オルタネイティングポゼッション】

ボールが下降を始めた後で、少なくともどちらかのジャンパーによって片手または両手でタップされなければならない。

ボールが最高点に達した後で、少なくともどちらかのジャンパーによって片手または両手でタップされなければならない。

ラック「ジャンプボールでタップをするプレーヤーのルールだね🤔

ボールが下降を始めた後にタップしなければ、ジャンパーのバイオレーションになってしまうんだ…
早くタップし過ぎてしまうこともバイオレーションになることは知っておかなくちゃ🙌🏻」

エル「昔は、センタージャンプをする選手を『センター』って呼んでいたみたいで、今も身長が大きくてインサイドでプレーするプレーヤーを『センター』って呼んだりするけど、昔の名残なんだろうね💭」

どちらのジャンパーも、ジャンパー以外のプレーヤーかコートにボールが触れるまで、ボールをキャッチしてはならないし、2回までしかタップすることはできない。

どちらのジャンパーも、ジャンパー以外のプレーヤーかフロアにボールが触れるまで、ボールをキャッチしてはならないし、2回までしかタップすることはできない。

ラック「これもジャンパーについてのルールだね☝🏻」

エル「これは、今年度からコートの定義とフロアの定義がはっきりとしたことでが文言が変わったということになるよ💡」

ジャンプボールのあと、最初にライブのボールのチームコントロールを得られなかったチームが、最初のオルタネイティングポゼッションのスローインの権利を得る。
補足:最初のライブのボールのチームコントロールは必ずしもコート上である必要はない。

 ジャンプボールのあと、コート上でライブのボールのコントロールを得られなかったチームが、最初のオルタネイティングポゼッションの権利を得る。

エル「ゲーム開始のジャンプボールの後でオルタネイティングポゼッションアローが示す方向に関する変更だよ🙌🏻

これまではゲーム開始のジャンプボールの後でオルタネイティングポゼッションアローがどちらのチームを示すかは、いずれかのプレ ーヤーがコート上で最初にライブのボールをコントロールするまでは確定しないルールだったんだけど、今年度からはコート上でコントロールがあったかどうかに関わらず、ライブのボールを最初にコントロールしたチームの相手チームの方向を示されることになるんだ☝🏻」

ラック「今までは、ジャンパーに弾かれたボールが誰にもコントロールされないまま直接アウトオブバウンズになったとき、その後のスローインのボールが渡された時点ではポゼッションアローの向きは確定しないルールだったよね🤔

実際にはボールはスローインを行うプレーヤーにコントロールされているんだけど、アローの向きは確定しないって少し複雑なルールに思えたよ💦」

エル「今回の変更で、ジャンプボールの後でのポゼッションアローは、コート上でコントロールがあったかどうかに関わらず、ライブのボールを最初にコントロールしたチームの相手チームの方向を示されることになって、わかりやすくなったね😊」

ラック「ジャンプボールのアウトオブバウンズの後でスローインを行うプレーヤーにボールが与えられた時点でポゼッションアローの向きが定まることになるから、、誤った方向を示してしまうなどのミスを回避することにつながるね👏🏻」

エル「特に、ジャンプボールやオルタネイティングポゼッションは試合の始まりや再開に関わるものだからとても大切な局面で、ルールの歴史もいろいろと移り変わって今があるんだ💭」

ラック「昔の人たちのトライ&エラーによって今のルールが確立されているわけで、ルールを尊重する気持ちがさらに大きくなるね✨」

つづく

参考、引用:2023バスケットボール競技規則公式解説、2022FIBAバスケットボール競技規則変更点サマリー20230208

友だち追加

最近の記事

  • 関連記事
  • おすすめ記事
PAGE TOP