バックボードにボールをぶつけるのはドリブルになるか

今回はドリブルについて改訂されたルールを確認していきます!

ラック「ドリブルについては、ドリブルの歴史のお話のところでいろいろと勉強したよね💡」

▶︎ドリブルの歴史を辿ろう

エル「それがもう3年前なんだ😳
3年前の2019年度からドリブルの定義は改訂されていなくて、

『ドリブルとは、ライブのボールをコントロールしたプレーヤーが、ボールをフロアに投げたり叩いたり転がしたり、弾ませたりする動作である』

とされているね☝🏻」

ラック「ということは、改訂前のドリブルの定義はどうだったんだっけ?」

エル「2018年でのドリブルの定義は、

『ドリブルとは、ライブのボールをコントロールしたプレーヤーが、ボールを投げたり叩いたり転がしたりしてフロアに触れさせたり、バックボードを狙ってボールを投げてボールを移動させることをいう』とされていたよ😊」

ラック「2018年ではバックボードを狙ってボールを投げることもドリブルとされていたんだ😳
でも今はフロアに対してのものがドリブルとされているね💡」

エル「そうなんだ。
競技規則のドリブルの定義の中では、『バックボードを狙ってボールを投げ、再びボールをコントロールすることはドリブルではない』とされているんだよ☝🏻

今回の改訂では、インタープリテーションの中で自チームのバックボードにボールを投げた場合について追加があったみたいだから、一緒に確認しよう!」

条文

プレーヤーが相手プレーヤーや自チームのバックボードをめがけて意図的にボールを投げた場合、ドリブルとはみなされない。

ドリブルしていない場合の解説

A1はまだドリブルをしておらず、立ち続けながらバックボードをめがけて※故意に※ボールを投げ、他プレーヤーが触れる前にボールをキャッチした。あるいはボールに触れた。

解説

A1の正当なプレーである。ボールをキャッチしたあと、A1はショットやパス、ドリブルを始めることができる。

ドリブル終了後の解説

追加

例:ドリブルを終了したあと、A1は故意にバックボードをめがけてボールを投げた。その後ボールはコート上に弾み、A1は再びボールをキャッチし、ドリブルを始めた
解説:最初のドリブルを終えたあとで2度目のドリブルを行うことはできないため、A1のダブルドリブルのバイオレーションである。

ひと続きの動作あるいは立ち止まってドリブルを終了したあと、A1が※故意に※バックボードをめがけてボールを投げ、他のプレーヤーが触れる前に触れる前にボールをキャッチした、あるいはボールに触れた

解説

A1の正当なプレーである。ボールをキャッチしたあと、A1はショットやパスをすることができるが、新たなドリブルを始めることはできない

ショット後の解説

A1のフィールドゴールのショットリングに触れなかった。A1はボールをキャッチし、※故意に※バックボードをめがけて投げた。そのあと他のプレーヤーが触れる前にボールをキャッチした、あるいはボールに触れた。

解説

A1の正当なプレーである。ボールをキャッチしたあと、A1はショットやパス、ドリブルを始めることができる。

ラック「バックボードをめがけて投げる部分に、『故意に』が追加されたんだ🤔」

エル「それと、ドリブルが終わったあとのダブルドリブルのバイオレーションについての解説が追加されているね☝🏻」

ラック「ドリブルはどういうものなのか、ドリブルの始まりと終わりについて理解できていることが、このルールを理解を助けてくれることになるわ😊」

エル「バイオレーションはちゃんと理解していることで防ぐことはできるし、バイオレーションを知らないとなんで反則なのかわからなくってプレーを改善できないから、バイオレーションの理解はとっても大切なんだよ✨」

▶︎2022バスケットボール競技規則を確認する


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